ティガームービー/プーさんの贈りもの
原題:The Tigger Movie
くまのプーさんとすてきな仲間たちがくり広げる、心あたたまる感動の物語。
2000年/アメリカ映画/ビスタサイズ/ドルビーSR/上映時間1時間17分/ ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ提供/配給:ブエナビスタ インターナショナル(ジャパン) 吹き替え版翻訳:佐藤恵子 オリジナル・サウンドトラック盤:エイベックスグループ
2001年3月16日DVD発売/2001年3月16日ビデオ発売 2000年7月15日(土)より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にて公開
公開初日 2000/07/15
配給会社名 0069
解説
世界中で愛され続けている永遠のキャラクター、くまのプーさんと1OOエーカーの森の仲間たち−−−トラのティガー、こぶたのピグレット、ロバのイーヨー、カンガルーの親子カンガとルー、うさぎのラビット、ふくろうのオウルーの夢いっぱいの冒険が、待望の長編アニメーション映画『ティガー・ムービー/プーさんの贈りもの』になりました。
イギリスの作家A・A・ミルンが、自分の息子クリストファー・ロビンのために書いた原作は、31カ国語に翻訳され世界中の人々に読み継がれてきました。
ウォルト・ディズニーによって今日のキャラクターとして確立された「くまのプーさん」はこれまでに数々の短編映画やテレビ用、ビデオ用のアニメーション作品として親しまれ、中でも’68年に作られた『プーさんと大あらし』はアカデミー最優秀短編賞に輝くという栄誉も獲得しています。そして今や、くまのプーさんはミッキー&ミニーと並ぷディズニー・キャラクターとして子供から大人まで幅広い支持を集めています。
今回の映画の主人公はタイトル通り、トラのティガーです。ぴょんぴょん飛び跳ねまわるのが大好きなティガーは、いつでも(迷惑なくらいに…)元気いっぱい。
監督・脚本は、これが長編監督第1作となるシュン・ファルケンシュタイン。’98年のテレビ用特別番組『くまのプーさん感謝祭』に続いての抜擢となりました。製作のシェリル・アボットもこの作品がディズニー映画としてのデビュー作。彼女は、これまでのCM、テレビの世界で輝かしい実績を持ってこのプロジェクトに参加しました。
ストーリー
100エーカーの森では、トラのティガーが一緒に跳びはねる仲間を探していました。でもみんなは大忙し。ラビットは冬ごもりの支度、ピグレットは薪集め、カンガは家の大掃除、プーはハチミツの壷を数えています。手伝おうとするティガーでしたが、騒々しく跳ねまわるためにかえって迷惑をかけてしまいます。
寂しくなったティガーは、ルーと「一緒に遊んでくれるほかのティガー」がいないのか森一番の物知りのオウルに聞きにいきました。でも、オウルは家系図を指差しながら自分の家族の話をするばかり。ただそこで、オウルから誰でも“家族の木”があることを聞きかじったティガーは100エーカーの森の中で“家族の木”を探しますが見つかりません。《ウープディドゥーパー・ループティルーバー・アリウーパー・ジャンプ》を習いにきたルーは落ち込んでいるティガーに「家族に手紙を書いてみたら?」と提案します。しかし、返事がなかなか来ないのでますますガッカリ。そこで、ルーはオウルたち仲間に頼んで、家族のふりをしてティガー宛の手紙を書いたのでした。
この手紙を受け取ったティガーは大喜び。手紙には「遊びに来る」なんて一言も書かれていないのに、なぜか家族が会いに来てくれるものだと思い込み、迎える準備をし始めます。森のみんなは、そんなティガーを見て手紙を書いたのは自分たちだということを言い出せなくなりました。
ティガーを傷つけたくないルーは、「みんなでティガーに化けよう」と仲間を説得。ティガーの着ぐるみに身を包み、みんなでティガーの家のホームパーティに出席します。しかし、ルーが一流のジャンパーにしかできない《ウープティドゥーパー・ループディルーバー・アリウーパー・ジャンプ》に挑戦したはずみに変装がとれ、家族ではなく仲間たちであることがバレてしまいます。ティガーはみんなにからかわれていたのだと思います。そして一人で自分の“家族の木”を求めて、吹雪の中を100エーカーの森の奥深くに旅立っていくのでした。
スタッフ
監督:ジュン・ファルケンシュタイン
製作:シェリル・アボット
原案:エディ・ガゼリアン
脚本:ジュン・ファルケンシュタイン
原作:A・A・ミルン
歌:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムス
美術監督:トビー・ブラス
ウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパン:タカミツ・カワムラ
スーパーバイジング・アニメーション・ディレクター:ケンイチ・ツチヤ
編集:ロバート・フィッシャーJR
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キャスト
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