原題:13 Ghosts

全米を震撼させた戦慄の体感ギミックホラー、遂に日本上陸! 悪霊仕掛けの遺産豪邸。最後の生贄が地獄の扉を開く…。

東京国際ファンタスティック映画祭2001出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/

2001年秋全米公開

2001年/アメリカ/カラー/ビスタサイズ/SDDS/90min/字幕翻訳:岡田壮平 コロンビア映画、ワーナー・ブラザース映画共同提供 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/配給協力:メディアボックス

2010年05月26日よりDVDリリース 2008年01月23日よりDVDリリース 2003年02月26日よりDVD発売開始 2002年8月31日より渋谷東急3ほか全国ロードショー公開

©2001 - Warner Bros. and Columbia Pictures - All Rights Reserved

公開初日 2002/08/31

配給会社名 0042

公開日メモ 全米を震撼させた戦慄の体感ギミックホラー、遂に日本上陸!悪霊仕掛けの遺産豪邸。最後の生贄が地獄の扉を開く…。

解説



映画がたどり着いた究極の恐怖!底なしの恐さに全米が震え上がった!昨年ハロウィン・シーズンに公開され、全米興行収入4週連続ベストテン入りを果たした戦傑の体感ギミック・ホラーが遂に日本上陸を果たす!!悪霊じかけの遺産豪邸で起きた衝撃の一部始終、13番目の生贄が地獄の扉を開く——

『マトリックス』のジョエル・シルバーと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス。このハリウッドの2大ヒット・メーカーが共同で設立した話題のホラー映画専門プロダクション:ダークキャッスル・エンタテインメントが世界中で大ヒットをさせた『TATARI』に続く、その第2弾が『13ゴースト』だ。前作と同じく今回も、5・60年代に数々の仕掛けで観客の度肝を抜き、《ギミックの帝王》と呼ばれたアメリカ映画界の伝説、ウィリアム・キャッスル監督にオマージュを捧げ、彼の代表作(60年製作)を完全リメイク。これは、今も色あせないキャッスルの斬新かっ独創的な“恐怖”を、最新のVFXとデジタル・サウンドを駆使した現代的な映像と音楽で蘇らせ、見る者を恐怖のドン底に叩き落すショッキング・ホラー・エンタテインメントである。

母親の不慮の死を克服できないある家族に転がり込んだ突然の幸運、それは音信不通だった大富豪の叔父の遺産相続だった。しかし、その裏には彼らをさらなる悲劇へと引きずり込む邪悪な陰謀が秘められていた。彼らが相続した豪邸は、地獄の扉を開く暗黒の儀式のために設計された巨大な装置であり、凶暴な12人の悪霊たちの巣窟だった…。出口もなく。逃げ場もない。やがて、豪邸は死者と生者との凄惨なバトル・グラウンドと化し、悲鳴も凍る恐怖と戦傑のサバイバルが始まった!

出演は、呪われた遺産を相続するクリティコス家の父親アーサーに『ギャラクシー・クエスト』『スパイ・キッズ』の演技派トニー・シャローブ。悪霊を捕獲し、禁断の研究を続けていた謎の大富豪サイラスに『アマデウス』でアカデミー助演男優賞に輝いた名優F・マーレイ・エイブラハム。サイラスの研究を追う心霊研究家ラフキンに、全米大ヒット作『スクービィ・ドゥー』『スクリーム』のマシュー・リラード。同じく霊魂開放活動家カリーナに『シンドラーのリスト』『ブリジット・ジョーンズの日記』のエンベス・デイヴィッツ。また、アーサーの娘キャシーを『最終絶叫計画』『アメリカン・パイ』のシャノン・エリザベス。その弟ボビーを『トラフィック』のアレック・ロバーツがそれぞれ演じ、悪霊との壮絶な死闘を繰り広げる。
監督は、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『レッド・オクトーバーを追え!』『アビス』などの超大作で特殊視覚効果を手掛け、またCF監督としても活躍中で数多くの賞を受賞、本作が長編映画監督デビューとなるスティーブ・ペック。彼はこの映画で高い評価を受け次回作としてダークキャッスル・エンタテインメント第3弾『GHOST SHIP』を製作中(02年10月全米公開予定)だ。オリジナル版のロブ・ホワイトの脚本をベースに『デモンズナイト』のニール・マーシャル・スティーブンスと『DENGEKI 電撃』のリチャード・ドヴィディオが脚本を担当。また、撮影は『狂っちゃいないぜ』『アダムス・ファミリー』のゲイル・タッターソル。音楽は『エイリアン4』『ダンテズ・ピーク』のジョン・フリッゼル。プロダクション・デザイナーは『セブン』『フィフス・エレメント』のショーン・ハーグリーブス。特殊効果スーパーバイザーに『スリーピー・ホロウ』『ミッション:インポッシブル2』のダン・グラス。特撮コーディネーターに『インデペンデンス・デイ』『トータル・リコール』のチャーリー・ベラルディネッリ。特殊メイクに『X−メン』『ザ・セル』などを手掛けるハワード・バーガー、グレゴリー・ニコテロ、ロバート・カーツマンの3人のチームKNBエフェクツ・グループなど、ハリウッド屈指の超一流スタッフが、究極の恐怖映像を創造すべくここに結集した。

ストーリー



謎の大富豪サイラスは、ある邪悪な野望を実現させるため、全米中の悪名高き悪霊たちを科学の粋を集めた特殊な装置で捕獲し、コレクションしていた。だが、彼は凶悪犯の悪霊“ジャガーノート”の捕獲作戦中に、車の下敷きとなって命を落としてしまうのだった。
数ヵ月後、サイラスの弁護士ベン・モスが、サイラスの甥アーサー・クリティコスの家を訪れた。彼はサイラスの死を告げ、アーサーがサイラスの大豪邸の相続人であることを伝えた。アーサーは愛する妻ジーンを火災で失ったばかりで、失意のどん底にあった。彼はその苦難の時をティーンエージャーの娘キャサリンと幼い息子ボビー、そして快活な家政婦マギーの4人で力を合わせて乗り越えようとしていた。一家は突然の幸運に大喜びし、ベンの案内でその日さっそく屋敷を見に行くことになったが、彼らが現地にたどり着いたとき、あたりはすでに夜になっていた。
その巨大な屋敷は、鋼鉄と特殊な強化ガラスで建築され、壁やガラスのいたるところに奇妙な呪文が書かれていた。入り口には電気修理工に扮した心霊研究家ラフキンが待っていた。彼はサイラスの死の現場に居合わせており、サイラスが悪霊を使って企てていた何かを突き止めるために修理工に化けて屋敷を調べようとしていたのだった。
一行は、分厚い鋼鉄の扉に複雑な形態の鍵を差込み、おそるおそる中に足を踏み入れた。その内部は多重構造の迷路のような作りで、いたるところに空間を仕切る仕掛けがしてあった。そして、入ってすぐに、彼らはそこに人間以外の何か恐ろしい者たちが息を潜めていたことを知ることになる。
屋敷にはサイラスが捕獲した“ジャッカル”や“ハンマー”、“ジャガーノート”といった12人の悪霊が閉じ込められていた。やがて、出入口は完全に閉ざされ、悪霊たちが生者を死の世界に引き込もうと襲いかかって来る。それこそ、サイラスが彼らに仕掛けた罠だった。サイラスは「秘密の書」に書かれている“13ゴースト”の儀式を行う装置としてその屋敷を建て、霊視ゴーグル《イリュージョン・オー》など、霊を捕獲するための様々な機器を開発したのだった。「13人のゴーストが揃ったとき、地獄の目《オキュラリス》が開き、それを制する者は最強のパワーを得ることができる」それこそがサイラスの目的だった。彼はアーサーたちを生蜜とし、その中から儀式の鍵となる13人目の霊を作り出すために彼らをそこに誘い込んだのだった。そして、実は生きていたサイラスが彼らの前に姿を現した。
容赦なく襲いかかるおぞましき悪霊たち、逃げ惑う生者たち。やがて、新たなる侵入者、霊魂開放活動家のカリーナも交え、屋敷は死者と生者との凄惨なバトル・グラウンドと化し、悲鳴も凍る恐怖と戦傑のサバイバルが始まった。果たして生き延びることが出来るのは誰かりそして、サイラスは誰を13人目のゴーストにしょうと企んでいるのか?そして、地獄の目を開ける呪われた儀式は遂に最終ステージを迎えていた…

スタッフ

監督:スティーブ・ペック
脚本:ニール・マーシャル・スティーブンス、リチャード・ドヴィディオ
原案:ロブ・ホワイト
製作:ギルバート・アドラー、ジョェル・シルバー、ロバート・ゼメキス
製作総指揮:ダン・クラッチェロ、スティーブ・リチャード
撮影:ゲール・タッターソル
美術:ショーン・八一フリーヴス
編集:デレク・G・ブレチン、エドワード・A・ワールシカ
共同製作:テリー・キャッスル、リチャード・ミリッシュ
VFXスーパーバイザー:ダン・グラス
音楽:ジョン・フリッゼル
特殊メイクアップ効果:ハワード・バーガー、グレゴリー・ニコテロ、ロバート・カーツマン
特撮コーディネーター:チャーリー・ベラルディネッリ、テリー・ソンダーホフ

キャスト

アーサー:トニー・シャローブ
カリーナ:エンベス・デイヴィッツ
ラフキン:マシュー・リラード
キャシー:シャノン・エリザベス
ボビー:アレック・ロバーツ
ベン・モス:J・R・バワーン
マギー:ラー・デイツガ
サイルス:F・マーレイ・エイブラハム

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