まもるんだ!みんなの星を アンパンマンと宇宙へ行こう!

2001年/日本/51分/カラー/ワイド 配給:東京テアトル・メディアボックス

2003年08月21日よりDVDリリース 2001年7月14日より銀座テアトルシネマほか全国テアトル系にて公開

(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

公開初日 2001/07/14

配給会社名 0049/0099

公開日メモ アンパンマンと仲間たちは、ばいきんまんを倒して、ヤーダ星をもとの美しい星に戻すことが出来るのでしょうか?ゴミラとヤーダ姫の友情の行方は? では、『それいけ!アンパンマン ゴミラの星』、そろそろ始まりの時間です…。

解説


さあ、今年もまた劇場版アンパンマンに会える季節がやってきました。今や国民的ヒーローとなったアンパンマンは、1968年、PHPに掲載されたおとな向けの12編からなる連作童話のうちの1編に登場したのが、その長い歴史の始まりでした。当時は人間の顔をしていて、おなかのすいた子どもにアンパンを届けるという、現在のものとは少し違う構成でした。
その後、1973年、子ども向けの絵本として、フレーベル館のキンダーおはなし絵本に登場して以来、子どもはもちろんのこと、その親たちの心をもガッチリと掴み続けているのが、現在のアンパンマンです。今年で劇場用映画シリーズが始まって13年。テレビ放映でも同じく13年目を迎えるという、大ロングランを続けているアンパンマン。しかし、そんな長い歴史の中でも、「愛と正義を貫く」という基本精神だけはずっと変わっていません。
本作、『それいけ!アンパンマン ゴミラの星』も、愛と正義を胸に、アンパンマンとその仲間たちが大活躍します。
ある日アンパンマンたちのもとにヤーダ星のお姫様、ヤーダ姫がやってきます。緑に溢れたヤーダ星がいつのまにかゴミでいっぱいになってしまったために、助けを求めてやって来たのでした。
アンパンマンと仲間たちは、ゴミが大好物な友達、ゴミラを連れてヤーダ星に向かいます。しかしそこで彼らを待っていたのは、話を聞きつけて先回りしていたばいきんまんと、ばいきんまんが作り出したゴミ怪獣、ダストデーモンでした。倒しても倒しても、ゴミをかき集めて再生するダストデーモンを相手にアンパンマンたちは大ピンチ。ついには、ダストデーモンの吐き出すゴミオキシンにやられて次々と泥人形にされてしまいます。そんな時、ゴミラが毅然と立ち向かい…。
今回、テレビでは度々登場するものの、心やさしくゴミが大好物なゴミラと、ヤーダ星のお姫様、ヤーダ姫との間に芽生えた強い信頼と淡い恋心を軸に物語は展開されます。ゴミラが捧げる無償の愛の姿には、ホロリとさせられる場面も…。また、ゴミを集めて再生するゴミ怪獣、ダストデーモンとの攻防戦は、手に汗握るドキドキ感と面白さでいっぱい!
アンパンマンと仲間たちは、ばいきんまんを倒して、ヤーダ星をもとの美しい星に戻すことが出来るのでしょうか?ゴミラとヤーダ姫の友情の行方は?
では、『それいけ!アンパンマン ゴミラの星』、そろそろ始まりの時間です…。

日本テレビで放送中の大人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の毎年恒例となっている劇場用映画第13弾『それいけ!アンパンマン ゴミラの星』が今年もやってきます。毎年社会問題をテーマにあげているアンパンマンの映画ですが、今年は「ゴミ問題」を主軸に正義の味方アンパンマンが活躍します。
この映画内で、日テレから生まれた21世紀アイドル日テレジェニック2001の4人組が「パピプペバット」の役でアニメアフレコ初挑戦!また農井アナは今年も「藤イロコウモリ」の役で出演することになりました。

《ゴミラの星——やなせたかし》
今年の夏の映画は『ゴミラの星』です。ゴミラはゴミを食べる怪獣です。ゴミ処理の問題は僕らの生活の中で環境汚染をふくめて大変むずかしいのですが、それをアニメの映画でおもしろい娯楽作品にするのはアンパンマンシリーズでなければ、できないのではないかと思います。僕が言うのはおかしいかもしれませんが、シナリオが大変よくできていて、今年の夏のアンパンマン映画はすごい!と自信をもって言えます。子どもはもちろんですが、心ある大人も是非見てほしいのです。

ストーリー



宝石がちりばめられたようにキラキラと輝く星空の下、天体観測をしているミミ先生と子どもたち。するとそこに、何か光る物体が落ちてきます。間一髪、アンパンマンがその物体の墜落を助けると、それは果てしない宇宙をさまようヤーダ星のお姫様、ヤーダ姫でした。ヤーダ星とは、緑に溢れ、どんなゴミでも吸い込むダストホールを持った美しい星。ところが最近、そのダストホールのカが弱くなり、ゴミが星を埋め尽くし、人々は住むところを追われ…。そこでヤーダ姫は助けを求めてこの星へとやってきたのでした。
アンパンマンとその仲間たちは、ヤーダ星のゴミの話を聞き、星を救う何かいい方法はないものかと考えます。やがて、みんなの友達で、気がやさしいゴミラのことを思いつきます。ゴミラはゴミが大好物。彼ならヤーダ星のゴミを何とかしてくれるかもしれません。そこで手分けしてゴミラを探すことに…。やっとのことで、深い海の底に暮らすゴミラを見つけたアンパンマンたち。ゴミラはゴミを食べると体が巨大化してしまうため、みんなに迷惑がかかるのを恐れて、海の底でひっそりと寂しく暮らしていたのでした。しかし、その頃話を聞きつけてヤーダ星に先回りしたばいきんまんが、ヤーダ星の軌道を変えて星同士を衝突させようと悪巧みを…。
そんなこととは知らず、ゴミラを探し出してホッとしているアンパンマンたち。すると突如、昼だというのに太陽が陰りはじめます。皆既日食かと思いきや、それは太陽にヤーダ星が重なっていたのでした。ヤーダ星はどんどんこちらに近づいてきます。このままでは、ヤーダ星とアンパンマンたちのいる星がぶっかうてしまう…。危機を察知したアンパンマンたちは、スペース・アンパンマン号で急いでヤーダ星に向かいます。
しかしそこで彼らを待っていたものは、ばいきんまんが作り出したゴミ怪獣、ダストデーモン。倒しても倒してもゴミをかき集めて再生するダストデーモンにアンパンマンたちは大ピンチ。ついには、ダストデーモンの吐き出すゴミオキシンにやられて次々と泥人形にされてしまいます。そんな時、ゴミラが星のゴミを食べて巨大化し、ゲストデーモンに毅然と立ち向かい…。
アンパンマンとその仲間たちは、ヤーダ星を守ることができるのでしょうか?がんばれ、アンパンマン!

スタッフ

製作:加藤俊三
原作:やなせたかし(フレーベル館刊)
企画:戸谷仁
プロデューサー:山崎喜一朗、小野利恵子、尾崎穏通、、柳内一彦
脚本:米村正二
監督:大賀俊二

主題歌:三木たかし・やなせたかし
音楽:いずみたく、近藤浩章
キャラクターデザイン・作画監督:前田実
美術:横山幸博、池上みどり
撮影:金井弘
音響監督:山田悦司、山田智明
音楽監督:鈴木清司
音響効果:糸川幸良
編集:鶴渕允寿

製作:日本テレビ放送網(株)、(株)バップ、(株)トムス・エンタテインメント、
   (株)フレーベル館、(有)やなせスタジオ、東京テアトル(株)
協力:読売新聞社

キャスト

(声の出演)
アンパンマン:戸田恵子
ばいきんまん:中尾隆聖
ジャムおじさん:増岡 弘
バタコさん:佐久間レイ
チーズ:山寺宏一
メロンパンナちゃん:かないみかさん
ドキンちゃん:鶴ひろみさん
しょくぱんまん:島本須美さん
ロールパンナ:冨永みーなさん
酒井法子(特別出演)

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