ヴァージン・ハンド

原題：Picking Up the Pieces

ハンドパワー炸裂!!

1999年／アメリカ／35ミリ／カラー／シネマスコープ／ドルビーデジタル／96分／ 配給：アートポート、アースライズ

2002年06月25日よりＤＶＤ発売開始 2002年06月21日よりビデオ発売＆レンタル開始 2001年9月1日よりシネアミューズにてミラクル・レイトショー公開

公開初日　2001/09/01

公開終了日　2001/10/12

配給会社名 0014

公開日メモ　殺して、バラバラにし、埋めたはずの浮気妻の手首が、メキシコの片田舎で次々と奇跡を起こし、いつのまにか「聖母マリアの手(ヴァージン・ハンド)」として、全米中の注目をあびることとなってしまう。犯罪の証拠を取り戻そうとする夫、恋人を殺した犯人の証拠がほしい保安官、奇跡を信じているチャーミングな住人達。それぞれが「マリアの手」をめぐり争奪戦を繰り広げる、爆烈ハンドパワー・コメディ。

解説

ストーリー

アリゾナの片田舎でカウボーイきどりの日々をおくっている、肉屋のテックス(ウディ・アレン)。
ある日、自慢の美人妻キャンディー(シャロン・ストーン)が地元の保安官(キーファー・サザーランド)と浮気していることを知ってしまい、嫉妬のあまり彼女を殺してバラバラにしてしまう。テックスは死体を埋めるために愛犬ピンキーとともにニューメキシコの砂漠へと向かうのだが、途中運悪く、彼女の片方の手首をどこかへ落としてしまう。翌朝、町はずれで、その手首に偶然盲目の老婆がつまづき、頭を打ってしまう。すると不思議なことにその老婆の目が、奇跡的に見えるように!!
老婆は奇跡が起きたと思い、中指が立ったままのその手首を町の教会のジェローム神父(デヴィッド・シュワイマー)のもとに持っていく。神父はその手首を教会の祭壇に奉り、あろうことかそれを『聖母マリアの手』としたのだ。しかも、町の人達がそれに触れるたびに様々な奇跡が起こり始めたのだ。その噂は瞬く間に広まり、ちっぽけな田舎町に、さっそく全米中のマスコミや観光客やらが集まり始め、町長のマチャド(チーチ・マリン)は”奇跡の町”として一儲けを企る。銀行もないちっぽけな田舎町エルニーニョは、いまや現代の聖地として祭り上げられ、完全にパニック状態。一方、『聖母マリアの手』がそんなに言うほど「神聖なるもの」でもないことは、テックスはもちろんのこと、テックスの犯罪を暴こうと町に乗り込んできた保安官も、神父もみなわかっている。しかし、それぞれに弱みがあるだけに、正直に言い出すことができない。
『聖母マリアの手』を巡り、愛犬ピンキーと町の住人も巻き込み、激しい争奪戦が繰り広げられる！

スタッフ

監督：アルフォンソ・アラウ
プロデューサー：ポール・サンドバーグ
エグゼクティブ・プロデューサー:ピーター・ロック、ドナルド・クシュナー、ミミ・ポーク
撮影：ヴィットリオ・ストラーロ
脚本：ビル・ウィルソン

キャスト

テックス・カウリー：ウディ・アレン
ジェローム神父：デヴィッド・シュワイマー
デジ：マリア・グラツィア・クチノッタ
キャンディー：シャロン・ストーン
ボボ：キーファー・サザーランド
マチャド町長：チーチ・マリン
コンスタンシア：ルペ・オンティベロス
神父：エリオット・グールド
アマド先生：アルフォンソ・アラウ
警察官：ルー・ダイアモンド・フィリップス

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