原題:CENTRAL DO BRASIL

拝啓。おとうさん、これから初めて会いに行きます。 世界中を驚きと感動の涙に包み込んだ話題作! 早くも99年アカデミー賞外国語映画賞最有力の声!出会いと別れ、人生の始まりと終わり_。 ここはさまざまな想いを抱えた人々が行き交う、リオのセントラル・ステーション。 『ニュー・シネマ・パラダイス』を凌ぐ傑作!

☆第48回ベルリン映画祭金熊賞、銀熊賞(主演女優賞)、エクメニカル審査員特別賞受賞

1998年ブラジル映画/カラー作品/シネマスコープ/1時間51分 配給:日本ヘラルド映画

1999年12月03日よりDVD発売開始 1999年12月3日よりビデオレンタル開始 シネマ100・サンダス国際賞受賞特選3作品連続公開第一弾 1999年2月6日より新春第2弾恵比寿ガーデンシネマにてロードショー!

©VIDEOFILMES-MACT PRODUCTIONS-1998

公開初日 1999/02/06

配給会社名 0058

解説


出会いと別れ、人生の始まり_ここは、さまざまな想いを抱えた人が行き交う、リオのセントラル・ステーション。この作品はブラジルを始め、ロバート・レッドフォードが主催する、サンダンス映画祭国際賞などの多くの国際賞を受賞し、世界中を熱狂させました。9歳の少年のジョズエ役には空港で靴磨きをしていた新人ヴィニシウス・デ・オリヴェイラが1500人のオーディションから抜粋され、孤独と強さを秘めた少年を瑞々しく演じました。ドーラを演じたフェルナンダ・モンテネグロは、この役でベルリン銀熊賞主演女優賞を獲得する他、数々の女優賞を総なめにした名女優。疑い深く、嘘つきなドーラがジョズエとの旅を通じて生まれ変わっていく心理描写を見事に演じ、ニューヨーク・タイムズでも絶賛を浴びました。ドキュメンタリー出身のヴァルテル・サレス監督は、ブラジルの美しい風景、日常生活を控えめながらも美しく表現し、プラジルに初の金メダルをもたらしました。世界中の人々が熱い涙を流したこの作品が、いよいよ日本で公開されます。

ストーリー

リオの中央駅で、字が書けない人のために手紙を代筆している元・教師の女性ドーラと、9歳の少年ジョズエ。生まれてから一度も顔を見たことがない少年の父親に宛てた一通の手紙がこの二人を結び、人生を変えていく。目の前で母親を亡くし、独りぼっちになったジョズエの為に、ドーラはこの幼い少年を父親の元に送り届ける決心をし、二人はブラジルの美しい風景を背景に父親探しの旅に出る。最初は打ち解けなかった二人の距離も少しずつ縮まり、お互いに忘れかけていた優しさを取り戻していく_。

スタッフ

監督: ヴァルテル・サレス
プロデューサー: アルテュール・コーン、マルティーヌ・ド・クレモン=トネール
製作総指揮: エリザ・トロメッリ、リリアン・ブリムパウム
       ドナルド・ランヴァウド、ウィデオフィルムス、リオフィルミ
       マクトプロダクション共同製作
製作補: パウロ・ブリート、ジャック・ガジョス
脚本: ジョアン・エマヌエル・カルネイロ、マルコス・ベルンステイン
撮影: ヴァルテル・カルバーリョ
編集: イザベル・ラテリー、フェリーペ・ラセルダ
音楽: アントニオ・ピント、ジャック・モルランボーム
制作支援: NHK
配給: 日本ヘラルド映画

キャスト

フェルナンダ・モンテネグロ
マリリア・ペーラ
ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ

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