原題:bandits

女の友情はもろくない。 スタイリッシュな空気を感じさせる、彼女達に逢いたくなるような作品。

☆ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭99ヤングコンペ作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm

1997年7月3日ドイツ初公開

1997年ドイツ映画/カラー/テジタルドルビー/109分 配給:シティ出版/宣伝:ポップ・プロモーション オリジナル・サウンド・トラック盤:ポリドール

2000年03月24日よりDVD発売開始 1999年09月03日よりビデオ発売開始 1999年9月3日よりビデオレンタル開始 1999年3月13日より渋谷パルコ スペースパート3にてロードショー!

公開初日 1999/03/13

配給会社名 0720

解説



ルナ、エンジェル、エマ、マリーの4人の女囚が、刑務所でロックバンドを結成。自ら「BANDITS=悪党」と名乗る彼女たちは警察のパーティでのライブ・ステージを努めることになるが、会場に入る直前にまんまと脱走に成功する…。一昨年の夏休みにドイツ本国で公開され、若者の圧倒的支持を受け100万人の動員に成功!サントラ盤も一般チャートで4週連続1位をキープ。超美人のガルニエ監督(B・ピットとの浮き名を流した経歴あり!)は次回作で早くも米メジャーへ進出、本作品の全米公開、ハリウッド・リメイク版の権利を米ワーナーが取得するなどROCK MUSICAL MOVIE『バンディッツ』旋風は本国ドイツからアメリカに進路を進めています。97年イギリス、98年インド映画に沸いた日本でも来春の『バンディッツ』公開を筆頭に“凄いドイツ映画”が目白押しで、99年はニュー・ジャーマン・シネマ・ブームの到来の年となりそうです。

ストーリー


ルナ、エンジェル、エマ、マリー…。彼女たちはバンディッツというバンド仲間。それぞれに全く違った個性を持つ彼女たちの、ただ一つの共通点は囚人であること。でもそんなみとはとるに足らない、些細なことだった。行き場のない怒り、見果てぬ夢にエネルギーを使い果たした彼女たちに残されていたのは音楽だけだった。彼女たちは警察のパーティでのライブ・ステージを努めることになるが、それは願ってもない脱獄のチャンスだった。それぞれの目的地を心に抱きながらドイツ中を逃げ回るうちに彼女たちはただのバンド仲間を越え、真の絆を深めていく。捜査官・。シュワルツの手を逃れ、バンディッツは外の世界で生きるためなら、どんなこともいとわなかった。そう。ハンサムなアメリカ人ツーリスト、ウェストを人質に捕られることまでやってのけた。逃げ続けること以外に、彼女たちは実はもう一つの夢を抱いていた。それはミュージシャンとしての名声だった。ずる賢いレコード会社の重役が旋風を巻き起こしたバンディッツの悪名を利用し、彼女たちの犯罪写真を使って大々的なキャンペーンをを行い、CDを売り出したのだ。自分たちを知らない人々はもういない。そのことをずっと夢見ていたはずなのに、逃げ回る身にとって役に立たないものだった。名声があっても自由を得られるわけではなかった。警察たちにとうとう追い詰められた、その時、彼女たちは自分たちは自分たちの中に確かな変化が生じたのを感じた。一人一人ではくじけてしまうときでも、仲間と一緒なら支え合うことが出来る。彼女たちを南アフリカへ連れて行ってくれる船を待つ、ハンブルグにある港にようやく辿りついた時、彼女たちの絆、そして音楽は誰にも奪うことの出来ない生きる証しであった。

スタッフ

プロダクション: Olga Film
共同プロダクション: Vela X/ProSieben/Flach Film/Jean-Francois Lepetit
脚本: ヴヴェ・ウィルヘルム、カーチャ・フォン・ガルニエ
原案: ベン・テイラー、カーチャ・フォン・ガルニエ
撮影: トルスタン・プロイアー
音楽: ペーター・ワイヘ、ウド・アーント、フォルヤー・グリペン・ストロー
監督: カーチャ・フォン・ガルニエ

キャスト

エマ: カーチャ・リーマン
ルナ: ヤスミン・ダバタバイ
エンジェル: ニコレッテ・クレビッツ
マリー: ユッタ・ホフマン
ウェスト: ヴェルナー・シュライヤー
シュワルツ: ハンネス・イェニケ
ルードヴィッヒ: アンドレア・サバスキ

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