原題:avec mon mari

離婚と関節技を武器にする妻…。優しさと糸と針を武器にする夫…。 今まで日本に、ありそうでなかった、“これからの夫婦”の物語。

1998年日本映画/カラー/35ミリ/スタングート/95分 製作・配給:武藤起一事務所/製作協力:ニューシネマワークショップ、シネマンブレイン

2002年10月25日よりDVD発売開始 1999年3月6日より、シネ・アミューズにてロードショー!

公開初日 1999/03/06

配給会社名 0347

解説

夫が浮気したしないのささいな痴話ケンカが離婚の危機に発展、さらにはもう一組のカップルも巻き込んでフクザツな四角関係になってしまった…。そんな今の日本でかなり現実にありそうな、恋愛をめぐる男と女のトララマをとてもリアルに描いたのが『アベックモンマリ』です。それでいて、暗くなったり、ウエットになったりせず、見終えた後はさわやかな心地よさか残るという、これまでの日本映画にはありそうでなかった新しい夫婦の映画が生まれました。監督は新人、大谷健太郎。新人監督の登竜門、PFF(ぴあフィルムフェステイバル)で過去2度の入賞を果たし、本物の恋愛映画を撮れる才能として高い評価を受けていた彼が、5年余りの準備期間を経てついにデビューしました。

ストーリー

出版社で編集の仕事をする美都子とフリー1カメラマンのタモツは結婚3年目の若い夫婦。気が強く仕事はバリバリだが家事は全くダメという美都子と、気が優しく料理から裁縫まで家事は何でもOKだが仕事はヒマというタモツは、普通とは違うがバランスの取れた夫婦だった。だが、ある日、美都子はタモツが浮気をしていると思いこみ、一方的に離婚を宣言。無理やり判を押させた離婚届を役所に出したと言う。2人のケンカはタモツの浮気相手とされるモデルのマユと、美都子が一緒に仕事をするアート・ディレクターの中崎まで巻き込んで、奇妙な四角関係にまで発展していく。果たして2人は元に戻れるのか。

スタッフ

監督・脚本: 大谷健太郎
プロデューサー: 武藤起一
アソシエイト・プロデューサー: 竹平時夫
撮影: 鈴木一博
照明: 安部力
録音: 小林徹哉
助監督: 露木栄司
美術・衣簑: 貝賀香織
ヘアメイク: 山口今日子
ブロデューサー補: 貝山亜木子

キャスト

小林宏史、板谷由夏、辻香緒里、井上豪、水森まどか、黒川雅矢、矢内耕平
大谷健太郎、寺島まゆみ(友情出漬)、大杉漣

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