原題:You've Got M@il

ニューヨークの片隅、他人のふたり、運命のいたずらは一通のEメールから始まった…。 映画界のベストカップルが贈る、20世紀最後を飾るラブ・ストーリー。

1998年アメリカ映画/シネマスコープサイズ/ドルビー/字幕翻訳:戸田奈津子 配給:ワーナー・ブラザーズ映画

2007年09月07日よりDVDリリース 2005年04月22日より特別版〈期間限定価格〉DVDリリース 2004年10月29日よりDVD発売開始 1999年2月11日より丸の内ルーブルほかにて全国ロードショー公開!

©1998 Warner Bros.All Rights Reserved

公開初日 1999/02/11

配給会社名 0085

解説

この2人の恋物語を、誰もが見たかった! アカデミー賞俳優トム・ハンクス、好感度No.1女優メグ・ライアンが『恋人たちの予感』『めぐり違えたら』で世界中の女性のハートをつかんだノーラ・エプロン監督と組んで贈る、最強のラブ・ストーリーがやってまきす。ニューヨークの片隅で別々に生きている2人を結びつけたのは、「Shopgir1」「NY152」とうスクリーンネームでやりとりするEメール。顔が見えず、正体をあかさないからこそ素直に本音を語り合えた2人。けれども実は2人は「知らない同士」ではなかった…。93年に『めぐり違えたら』で共演したメグ・ライアンとトム・バンクスの2人が、6年ぶりに共演を果たすのが、本作『ユー・ガット・メール』です。
監督はメグ・ライアンをスターにした『恋人たちの予感』(ロブ・ライナー監督)の脚本を書き、『めぐり違えたら』では脚本と監督の両方を担当した恋愛映画の名手、ノーラ・エプロン。3人が顔を合わせた『めぐり違えたら』から6年の間に、トム・ハンクスは『フィラデルフィア』『フォレスト・カンプ/一期一会』で2度のアカデミー賞を受賞。メグ・ライアンは、ニコラス・ケイジと共演した『シティ・オブ・エンジェル』が世界中で大ヒット。ともに映画界屈指のビッグ・ネームとなり、ふたたび恋人役で共演するのは難しいと思われていただけに、3度のアカデミー脚本賞ノミネートの経験をもつノーラ・エプロン監督のもとで顔を合わせるこの作品は、大きな期待と注目を集めています。

ストーリー

亡くなった母親から受け継いだ小さな絵本の店を経営するキャスリーン(メグ・ライアン)。同棲中の恋人フランク(グレッグ・ギニア)が出勤するやいなや、彼女はノートパソコンの電源を0Nにする。今朝も画面に現れた“You’ve Got Mail”の文字。Eメールが届いているサインだ。
インターネットのチャットルームで知り合い、お互い“Shopgirl”“NY152”というスクリーンネームしか知らない相手からのEメールを、キャスリーンはいつしか心待ちにするようになっていた。彼へのEメールを書くときは、なぜか素直になれる。不思議なほど気が合い、話が弾む。きっと素敵な人に違いない…。
一方、アットホームな雰囲気が売り物で、地域の人たちから愛されてきたキャスリーンの店は重大な危機に瀕していた。ほんの数ブロックしか離れていない場所に全米に店舗をもつ書店チェーン『フォックス・ブックス』がオープンすることになったのだ。責任者はオーナーの御曹司、ジョー・フォックス(トム・バンクス)。実は、彼こそ“NY152”だったのだが、2人ともそんなことは知る由もない。
最大のライバル同士となった2人は、ことあるごとに反目しあう。母との思い出のつまった店が倒産の危機に追い込まれそうになったキャスリーンは、Eメールで“NY152”に相談する。
やり手の編集者のパトリシア(パーカー・ポージー)と同棲中のジョーもまた“Shopgirl”というスクリーンネームをもつ未知の女性とメールのやりとりをするのを何よりも楽しみにしていた。「仕事上のトラブルを抱えている」という彼女からのメールを読んだジョーは、張り切ってアドバイスする。「死ぬまで戦い抜け!」と。やがて、ひょんなことから“Shopgirl”がキャスリーンだと知ったジョー。次第に彼は優しいインターネット上の彼女だけでなく、意地っ張りで口の悪い現実のキャスリーンにも惹かれていく…。

スタッフ

監督・製作・脚本: ノーラ・エフロン
製作: ローレン・シューラー・ドナー
脚本・製作総指揮: デリア・エフロン
製作総指揮: ジューリィ・ダーク、G・マクブラウン
撮影: ジョン・リンドリィ
編集: リチャード・マークス
美術: ダン・デイビス
音楽: ジョージ・フェントン
衣装: アルバート・ウォルスキー

キャスト

ジョー・フォックス: トム・バンクス
キャスリーン・ケリー: メグ・ライアン
パトリシア・イードゥン: パーカー・ポージー
バーディー: ジーン・ステイプルトン
ジョージ・パパス: スティーブ・ツァーン
ケビン・スキャンロン: デイブ・チャペル
フランク・ナバスキー: グレッグ・キニア

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