原題:PRIVATE PARTS

アメリカをクチでイカせた男 やって、やって、やり放題!この男に全米がひれ伏した こんな男が公共のメディアに君臨していいのだろうか?

1977年/ビスタビジョン/カラー/3008m/6巻/ドルビー アイバン・ライトマン・プロダクション/上映時間:1時間50分 パラマウント映画ANDライシャー・エンターテインメント提供/UIP配給

11月22日より、シネ・アミューズにてロードショー予定!!

©1997 RYSHER ENTERTAINMENT INC ALL RIGHTS RESERVED 情報提供:UIP

公開初日 1998/11/22

配給会社名 0081

解説

“キング・オブ・オール・メディア”ハワードスターン、ついに日本上陸!!
ハワード・スターンの過激なトークに”タブー”はない。
 ラジオ史上初めて、彼は朝の生放送の番組で、全裸の女性をスタジオに登場させ放送禁止用語をズバズバ言ったり夫婦の営みを告白したり、とくにかくお騒がせの常習犯。
その型破りの彼のDJを、なんと毎日1800万人の人々が聴いている。まさに全米No.1の人気を誇る怪物DJである。また、4000万世帯で視聴されている彼のケーブルTV番組は抱腹絶倒。そこでも彼のトークは「差別」「偏見」などのあらゆる放送コードを軽やかに飛び越え、おまけに画面はモザイクの嵐!
自らを『King of all media』と呼ぶこのメディアの反逆児が93年に執筆した自伝『プライベート・パーツ』が驚異的な売り上げを記録!そして、その話題のベストセラーが本人直々の主演によりついにきわどく、過激に、映画化されたのがこの作品。
 出演は、大学時代から現在までを自身で演じるハワード・スターンを始め、彼の番組の名コンビとして人気の高いロビン・クイバース、ハワードの番組の名エンジニア兼相棒のフレッド・ノリス、スタッフのジャッキー・マートリングといった“ハワード・ファミリー”の面々がいずれも本人の役で出演。ハワードの妻アリソン役には「34丁目の奇跡」のメアリー・マコーマック、ハワードの強敵となるNBCの重役ケニーを「フェイク」のポール・ジャマッティが熱演している。ほか出演陣は、ほとんどが本人自らの出演。
監督は大ヒットとなった映画版「ゆかいなブレディ一家」(95)でデビューした女流監督のベティ・トーマス。ハワードの自伝を巧みに脚本化したのは、「パラダイス・アーミー」「ベートーベン2」などのレン・ブラム。そして製作は、監督として「ゴーストバスターズ」「ツインズ」などを手掛け、プロデューサーとしても「ベートーベン」「スペース・ジャム」などのヒットを放つ、ハリウッド屈指のヒットメーカー、アイバン・ライトマンが担当。
 その他、AC/DC、オジー・オズボーン、ハマー、スラッシュといった人気ミュージシャンや、スーパーモデルのキャロル・アルト等が友情出演しているのも、見逃せない。ハワードの人脈の広さと人気の高さを物語っている

ストーリー

“オレはおどけているだけなのに、昔からアホ扱いされてきた”。NYへ戻る飛行機の中で、ハワード・スターン(ハワード・スターン)は、自分の過去を振り返り始めた。
 NY州のロング・アイランドに生まれたハワードは、マンハッタンのラジオ局で技師を勤める父親の影響もあって、幼くしてショービジネスの世界へ進む決意を固める。しかし、老人相手の奉仕活動の人形劇で、人形にセックスを演じさせたりして、早くもお騒がせ男ぶりを見せてしまう始末。
 高校生になったハワードは、父親の反対を押し切り、DJへの道を歩むことになる。そして、ボストン大学に進み、学内放送のDJを担当させてもらう。しかし、オン・エア中、ターンテーブルにカセットテープを落とすなどの騒動を引き起こし、学内放送史上に汚点を残したといわれる。だが、気落ちしないハワードは、女子大生のアリソン・バーンズ(メアリー・マコーマック)と出会い、彼女と恋に落ちる。
 1977年、大学を卒業したハワードは、NY州の小さなローカルFM局WRNWに就職する。プロのDJとしてスタートしたハワードだったが、局長の命令とアリソンとの結婚を考えて、給料の高い編成部長に職変えする。
 1979年。やはりDJが自分の転職だと考えるハワードは、WRNWを辞めて、ローカル局のWCCCに移る。ここでハワードはDJのフレッド・ノリス(フレッド・ノリス)と意気投合し、彼と組んだ番組が人気を呼ぶ。ところが、B級女優のブリタニーに誘惑されたことがアリソンに疑われ、彼女と別居する。
 1980年。デトロイトのWWWW局に移ったハワードは、アリソンへの思いがストレスになって、ついに放送中にキレてしまう。そして、黒人女性になりすまして交通情報を放送しながら、“白人を殺せ!”などといった過激な発言を連発。局の幹部をカンカンに怒らせる。そんな時、ハワードの前にアリソンが現れ、二人は再び永遠の愛を誓い合う。
 1981年。ハワードの人気はワシントンDCにも伝わり、彼はロックの人気FM局DC101に雇われる。ここで彼は、ニュース担当の黒人女性ロビン・クイバース(ロビン・クイバース)とセックス談義をすると、ロビンが絶妙のトークを返してきた。お互いノリのあったハワードとロビンは、局幹部の命令など無視してエスカレートばかり。さらに、かつての相棒フレッドも合流。欲求不満の女性リスナーのオルガズムの声を生中継したり、レズビアンのネタを放送したりとやり放題。連邦通信委員会や局幹部からのクレームもなんのその。ハワードはワシントンDCで最高の聴取率を獲得する。その頃、全米最大の放送ネットワークを誇るNBCは、ワシントンのリスナーが全部ハワードに奪われたことを問題視し、彼をNYのラジオ局WNBCに引き抜くことにする。
 1982年。ハワードは、ロビンやフレッドらとともに、WNBCへ移籍する。一方、局幹部は、ハワードが過激な“X指定”の放送をしていることを初めて知り、局のイメージを守るため、ハワードをいびり出そうとする。ハワードいびり出しを命じられた重役のケニー(ポール・ジャマッティ)は、あの手この手でハワードたちの放送を邪魔する。だが、“放送禁止用語クイズ”や、全裸の女性相手の性感マッサージの生中継などの過激な放送で対抗し、NYでも人気をつかんでいく……。

スタッフ

監督:
ベティ・トーマス
製作:
アイバン・ライトマン
脚本:
レン・ブラム
マイケル・カレスニコ
原作:
ハワード・スターン
製作総指揮:
ダニエル・ゴールドバーグ
ジョー・メジャック
キース・サンプレス
撮影監督:
ウォルト・ロイド
プロダクション・デザイナー:
チャールズ・ローゼン
編集:
ピーター・テスチナー
音楽監督:
ピーター・アフターマン

キャスト

ハワード・スターン:
ハワード・スターン
ロビン・クイバース:
ロビン・クイバース
アリソン・スターン:
メアリー・マコーマック
フレッド・ノリス:
フレッド・ノリス
ケニー:
ポール・ジャマッティ
ゲイリー・デル・アベテ:
ゲイリー・デル・アベテ
ジャッキー・マートリング:
ジャッキー・マートリング
グロリア:
キャロル・アルト
ベン・スターン:
リチャード・ポートナウ
レイ・スターン:
ケリー・ビジョップ
モーティ:
ヘンリー・グッドマン

LINK

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