原題：LES PALMES DE M. SCHUTZ

19世紀末のパリ、ふたつの輝ける綺羅星は夢を追いかけた。

☆1998〜99「日本におけるフランス年」公式フログラム作品 ☆キュリー夫妻ラジウム発見100周年記念事業委員会推薦作品 ☆文部省選定作品（少年・青年・成人対象）

1996年／フランス映画／ヴィスタサイズ／ドルビーSR／104分／配給：アルシネテラン

1998年11月21日より丸の内シャンゼリゼにて公開！

公開初日　1998/11/21

配給会社名 0013

解説

ストーリー

1884年冬、パリ物理化学学校、ピエール・キュリーの研究室に、ポーランド出身のマリー・スクロドフスカが助手として加わる事になった、研究室の中では、スラブ風の料理がグツグツと煮込まれ、ポーランドのレジスタンスに送られるダイナマイトが用意されたり、アルコール度数の高いウォッカが蒸留される始末。それでもピエールはマリーの素晴らしい化学的素質を見抜くと同時に、女性としての魅力に惹かれ始める。一方、校長のシュッツは、ライバルのピネ教授が自分よりも先に国家教育功労賞を受賞したことが面白くない。名誉を欲する野心家の彼は、ピエールとマリーに革命的な研究レポートを提出させ、科学アカデミーで承認させようと画策する。世俗的な成功に全く無頓着に研究に没頭したい２人は、自らの出世のために無理難題をふっかけるシュッツとギリギリの駆け引きを展開するが…<放射能><ラジウム>という世紀の大発見の過程で、２人の天才科学者の“揺るがない愛”が誕生する。

スタッフ

監督 ………… クロード・ピノトー
脚本 ………… ジャン＝ノエル・ファンウィック
クロード・ピノドー
リシャール・デンポ
撮影 ………… ピエール・ロム
音楽 ………… ウラジミール・コスマ

キャスト

イザベル・ユペール
シャルル・ベルリング
フィリップ・ノワレ

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