原題:KILLING TIME

イギリスから新感覚バイオレンス・サスペンス・アクション登場!

☆SLAMDANCE映画祭'98最優秀撮影、編集賞受賞 ☆東京国際ファンタスティック映画祭'98出品作品

1996年/イギリス/89分/英語/ 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

解説

『トレインスポッティング』『フル・モンティ』など次々に話題作を送り出し、“ブリテッショ・ルネッサンス”と呼ばれるほどの活況を見せている近年の英国映画界。英国の若い世代の裾野の広さを立証するような新感覚バイオレンス・サスペンス・アクションが登場しました。北イングランドのとある街にイタリアからやって来た女殺し屋マリア。彼女の標的はマフィアの大物ライリー。だが到着間もなく、彼女はライリーが夕刻まで街に戻らぬことを知る。そんな彼女をひそかにつけ狙う殺し屋たち。そしてふたりの刑事。物語は彼らの数時間を緊迫感溢れるドキュメント・タッチで克明に追う。そしてすべての意図が一本に結びついた時、スクリーンは壮大な殺戮の戦場と化す…。すらりとした長身を黒のレザーで包んだ、英語の出来ない女殺し屋役で大胆演技を披露するのは新人ケンドラ・トーガン。共演は『プロテウス』のクレイグ・フェアブラス、『太陽の帝国』のナイジェル・リーチ。監督はヒューストン・ワールドフェスト映画祭や王立TV協会賞など受賞歴を持つTV界出身の新人ブハラット・ナルーリ。本作が劇場用長編第一作となります。

ストーリー

8:55。空港に降り立った飛行機からひとりのイタリア人女性が姿を現す。彼女は北イングランドのとある街に向い。教会でひとりの男から武器と数枚の顔写真を受け取る。写真の男は美術商でマフィアの大物ライリー。彼を消すのが女の仕事だ。女に武器を渡した男は、手下たちを従え一部始終を見守っていたを見守っていたチャーリーと名乗る男の車に加わる。その後、女はホテルにチェック・イン。話す言葉はイタリア語のみで英語は解さない。
12:00。ライリーのオフィスに姿を現した女はあっという間に彼の部下たちを全員殺害。だが狙うライリーの姿はない。女は部下のひとりから彼が17:40に街に戻ることを聞き出す。
13:17。ふたりの刑事、マディソンとブライアントが現場検証に現れる。マディソンはライリーの死体がないことに焦るブライアントに不審を抱き彼を詰問。ブライアントは仲間を惨殺したライリーに復讐するために身分を隠して女殺し屋を雇ったこと、さらに彼女をも消すためにチャーリーを雇ったことを苦悩のうちに告白する。一方ホテル戻った女は、襲撃してきたチャーリーの手下たちを次々に返り討ちにしていた。
17:40。ライリーを乗せた列車が到着。それを待ち受けるマディソンとブライアント。その時、女の放った一発の銃弾が惨劇の口火を切った。激しい銃撃戦の末、ライリーの部下たちは一掃され、マディソンが負傷する。ライリーとブライアントの両方につきつけられる女の銃口。ブライアントは何とか説得しようと試みるが…。

スタッフ

製作:リチャード・ジョンズ
監督:バハラット・ナルルーリ
脚本:ニール・マーシャル、キャスパー・ベリー、フルール・コステロ

キャスト

クレイグ・フェアブラス
ナイジェル・リーチ
ケンドラ・トーガン

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す