原題:Dilwale Dulhania Le Jayeng

許されぬことと知りながら恋に落ちた2人。果たして結末ゆ如何に…。 インドでは超ロングラン大ヒットとなり、サントラ盤のセールスも記録を大更新した。 インドのキムタクこと大スター、シャー・ルク・カーン(「ラジュー出世する」)の主演作品。 ヨーロッパロケ敢行のインド版「タイタニック」ともいえる愛の一大叙情詩。

☆東京国際ファンタスティック映画祭'98出品作品

ヒンディー語/183分/インド・センター

1999年9月25日より新宿東映パラス2にて公開

ビデオ時に変わった場合の題名 DDLJ -花嫁は僕の胸に-

公開初日 1999/09/25

配給会社名 0017

解説

DDTLが国内映画祭の賞を総ナメにした年、インド中がDDTLの歌に踊りに大フィーバー。それもそのはず、主役はご存じ『ラジュー出世する』(92)のシャー・ルク。ヒロイン、カージョルは“ナムキン(スバイシーな味のある)女優”と絶賛される人気女優。そして脇を固めるのは国際派名悪役アムリーシュ・プリー(『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』(84)出演)。このキャストがあなたをインド夢のエンターテイメントショーにご案内!心ゆくまでうなりましょう。

ストーリー

ロンドンに永年住みながらもインドの伝統を重んじる頑固なチョードリー・バルデブ・シン(アムリッシュ・プリー)。そんな父を持つ娘のシムラン(カジョール)は他の女の子のようにいつかは王子様が目の前に現れるりを待ち焦がれている普通の女の子。しかし、ある日、父親が決めた許嫁との結婚の知らせが不意にやってきた。とまどうシムランだが、父親の喜ぶ姿には逆らう事も出来ず、結婚する前にせめて最後に友達と旅行を、と一ヶ月のヨーロッパ旅行に出掛ける。たまたま旅行先で出会ったラージュ(シャー・ルク・カーン)は口が上手なプレイボーイタイプの若者。最初は犬猿の二人だったが、次第に心を寄せ合うようになる。しかし結婚が決まっているシムランにラージュは気持ちを告げる事も出来ず、旅行も終わりを迎える。駅でラージュと別れるシムランはやっとラージュに恋している自分の気持ちに気がづく。家に帰り、母ラージワンティ(ファリダジャラール)にせつない胸の苦しみを告げる。それを知った父バルデブは激怒し、家を売り払いシムラン一家はインドに帰国する。
一方、ラージュは理解ある父マルホトラ(アヌパム・ケル)の叱咤激励を受け、シムランを花嫁にするため追いかける。インドに帰国したシムランは許嫁の相手をどうしても好きになる事かできず、ただ結婚式を待つだけ。そんな時、ラージュがシムランを迎えにくる。喜ぶシムランだが、状況を考えるとラージュと駆け落ちするしかない。しかしラージュはシムランの父の手から花嫁としてもらおうと決心している。ラージュは作戦を立ててシムランの許嫁クルジートの家に潜り込むのに成功し、シムランの家にもクルジートの友人として訪問するチャンスを作る。次第にシムラン、クルジートの家族とも親しくなるラージュだが、クルジートの両親にクルジートの妹との結婚をすすめられ、そんな時にロンドンからマルホートラがラージュの元へとやってくる。ラージュ親子はあの手この手でクルジートの気持ちを変えるように頑張るが、結婚式の日は近づくだけ。結婚式の前夜、バルデブがラージュとシムランが一緒に写っている写真を見つけ激怒。ラージュは失意のまま家を出て、駅で待つ父マルホトラの元へ行く。駅でクルジートの待ち伏せにあい、殴り合いになる。それを聞いたシムランたちは駅へと急ぐ。ラージュの懸命な姿を見て、バルデブはシムランをラージュへと手渡すのであった。

スタッフ

製作:ヤシュ・チョープラー
監督・脚本:アディティヤ・チョープラー
撮影:マンモーハン・シン
音楽・作詩:アーナンド・バクシー
音楽・作曲:ジャティン=ラリット
美術監督:シャルミシュター・ロイ
編集:ケーシャヴ・ナーイドゥ
録音:アルン・ボース
衣装:シャシカーント・シーラル

キャスト

ラージ・マルホートラー:シャー・ルク・カーン
シムラン・シン:カージョル
チョウドリー・バルデーヴ・シン(シンの父):アムリーシュ・プリー
ラージヴァンティー(ラージョー/シムランの母):ファリーダー・ジャラール
ダルマヴィール・マルホートラー(ラージの父):アヌパム・ケール
クルジート(シムランの許嫁):パルミート・セーティー
アジート・シン(クルジトの父):サティーシュ・シャー
カンモー(シムランの叔母=父の妹):ヒマーニー・シヴプリー
ブリーティ(クルジートの妹):マンディラー・ベーティー
ラージェー・シュワリー(チュトキー/シムランの妹):プージャー・ルパーレール

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