ウォーターボーイズ

真夏のプールに弾ける男のシンクロ！

2001年/日本/35ミリ/ビスタサイズ/カラー/91分/ドルビーSR/ 配給：東宝製作：フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝/電通製作プ□ダクション：アルタミラピクチャーズ

2004年07月30日よりＤＶＤ発売開始 2002年3月21日ＤＶＤ発売／2002年3月8日ビデオレンタル開始 2001年9月15日よりシャンテシネ、シネマメディアージュほか東宝洋画系にて公開

公開初日　2001/09/15

公開終了日　2001/12/14

配給会社名 0001

公開日メモ　コメディの旗手、矢口史靖が贈る新作は、なんと男のシンクロをテーマにしたひたすら馬鹿馬鹿しく明るいお話です。監督曰く、「入る前から出口の灯りが見えているトンネルみたいな、思いつきりまっすぐなストーリー。

解説

《ズッコケながらも、ひたむきに。ひと夏の、青春シンクロ・ストーリー》
近頃、深刻なニュースばかりの毎日ですが、そんな時代に、とびきり明るくて楽しい映画が完成しました！その名も『ウォーターボーイズ』。
“男のシンクロ”というユニークな題材をもとに、高校3年男子たちの切なくもオ力シイ夏休みを描いた、さわやかでキュートな青春映画の誕生です。
シンクロと言えば、一般的には女性たちが華やかに舞う水中競技を想像しますが、この映画でお届けする”男のシンクロ”は、想像を超えた全く新しいパフォーマンス。はじめて聞いた方は、「気持ち悪い」「スネ毛処理は大丈夫?」などのご心配をされるかもしれませんが、とにかくまずは観ていただきたいっ。アクロバティックで、華麗なフォーメーションや楽しいダンスが盛りだくさんの、男子ならではの爽やかなシンクロなのです！
この”男のシンクロ”というイキが良すぎるほどの素材を、なんとも鮮やかに料理してしまったのが、『ひみつの花園』『アドレナリンドライブ』などで高い評価を集める、若き天才監督・矢口史靖。ふとしたことから学園祭でシンクロを発表する約束をしてしまった平凡な男子高校生たちのひと夏の物語として脚本を立ち上げ、独特の矢口節で新時代のエンタテインメントを作り上げました！また、製作には『Shall we ダンス?』『がんばっていきまっしょい』など、数々の上質な作品を手がけるアルタミラピクチャーズがあたっています。
キャストにも大注目。妻夫木聡、眞鍋かをり、平山綾など、今をときめくフレッシュな顔ぶれに、竹中直人、杉本哲太、柄本明などの個性派、実力派も強烈インパクトでスクリーンに炸裂！まさにベストキャスティングと言えるでしょう。
ユニークな題材、そして最高のスタッフ・キャストで贈る、新しい青春映画の傑作『ウォーターボーイズ』。真夏の光輝くプールで、ズッコケながらも頑張るボーイズたちの姿に、青春真っ只中の高校生はもちろん、ちょっぴり青春が懐かしい大人の方々も、思いっきり笑って、ジーンと胸があつくなり、劇場を出たあと元気になること間違いなし!!

ニュースステーションでも取り上げられた埼玉県立川越高等学校水泳部の”文化祭限定パフォーマンス＝男の子のシンクロナイズドスイミング”が、この映画のモデルです。オーディションで選ばれた逞しくスレンダーな肉体を持つ28人の男の子たちは、約一ヶ月に及ぶ水泳・シンクロ合宿を敢行。クライマックスのダイナミック且つアクロバティックな演技を”実際に”披露します。音楽に乗ってダンスあり、華麗なフォーメーションあり…未だかつてスクリーンに映し出されたことのなし、男によるシンクロナイズドスイミング！水中、水上レビューに乞うご期待!!

ストーリー

唯野(ただの)男子高校の、ただの高校3年生、鈴木(妻夫木聡)。優柔不断ではっきりしない性格のこの男、ずるずるとやる気も無しにひとりぼっちで続けていた水泳も最後の試合で惨敗。荒れ放題のプールのように冴えない日々を送っています。そこに突然やってきたのが若くてピチピチの女性教師・佐久間先生(眞鍋かをり)。大学で水泳をやっていたというこの美人教師に釣られるように、プールはむさくるしい男子高校生で(一瞬)溢れかえりました。でも、佐久間先生の目的はみんなで「シンクロ」をすること！
クモの子を散らすように、消えていった有象無象の輩たち。そこに取り残されてシンクロをする羽目になったのが、相変わらず間の悪い鈴木と、どこかヘナチョコな4人の男。肝心、の佐久間先生はあっという間にいなくなってしまうけど、またもやズルズルと辞められない展開に・・・。そこに現れる怪しいイルカの調教師・磯村(竹中直人)、無様で情けない5人に呆れ返る杉田先生(杉本哲太)、抜けてる鈴木なのに何故かすんなりラブラブになる可愛い彼女・静子(平山綾)、ど迫カのオカマバーのママ(柄本明)、校長先生(谷啓)、こんな人たちに囲まれた5人の夏は、一体どうなる!?

スタッフ

監督・脚本：矢口史靖
製作：宮内正喜/平沼久典/塩原徹
エグゼグティブ・プロデューサー：桝井省志
企画：石丸省一郎/藤原正道/遠谷信幸
プロデューサー：宅間秋史/関口大輔/佐々木芳野
撮影監督：長田勇市(J.S.C.)
照明：長田達也
美術：清水剛
装飾：鈴村高正
録音：郡弘道
エンディングテーマ曲『学園天国』フィンガー5
(シングル盤キティMME)
音楽：松田岳二(CUBISMO GRAFICO)
冷水ひとみ/田尻光隆
(サントラ盤ユニバーサルポリドール)
編集：宮島竜治
助監督：片島章三
製作担当：大西洋志
プロダクション・アシスタント：小室巴都衣

キャスト

鈴木：妻夫木聡
佐藤：玉木宏
太田：三浦哲郁
金沢：近藤公園
早乙女：金子貴俊

静子：平山綾
佐久間先生：眞鍋かをり

イルカの調教師・磯村：竹中直人

杉田先生：杉本哲太

校長先生：谷啓

オカマバーのママ：柄本明

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