原題:FROM DUSK TILL DAWN 2 TEXAS BLOOD MONEY

あの悪夢が忘れ去られた頃…。 奴らは完全武装で舞い戻ってきた…!! ヤツらの始末は、オレにまかせろ!!

2000年東京国際ファンタスティック映画祭出品

1999年3月16日全米公開

1998年/アメリカ映画/カラー/88min/9巻/ビスタ1:1.85/ドルビーSR ア・バンド・アパート/ロス・フリーガンズ・プロダクション製作 ミラマックス・インターナショナル/ディメンション・フィルム 提供:デジタル・メディア・ラボ、東芝、アミューズピクチャーズ 配給:アミューズピクチヤーズ

2013年08月07日よりDVDリリース 2001年7月27日DVD発売/2001年6月22日ビデオ発売&レンタル開始 2001年4月28日より銀座シネパトスにてGW復活ロードショー!

(C)1998 MlRAMAX FlLM CORP.ALLRlGHTSRESERVED.

公開初日 2001/04/28

公開終了日 2001/05/18

配給会社名 0008

公開日メモ 映像革命児タランティーノとロドリゲスを中心とするバイオレンス・ホラーの傑作『フロム・ダスク・ティル・ドーン』は、4年の歳月を経て、さらに進化。2本の続編をもって壮大な“サーガ”へと突入する。

解説


映像革命児タランティーノとロドリゲスを中心とするバイオレンス・ホラーの傑作『フロム・ダスク・ティル・ドーン』は、4年の歳月を経て、さらに進化。2本の続編をもって壮大な“サーガ”へと突入する。第1作の後日談として主演に『ターミネーター2』のT-1000役や人気TVシリーズ『X−ファイル』の新主役の座を射止めたロバート・パトリツクを配し、よりパワーアップしたバイオレンスを連打。本作は、第1作の前半部分をスケールアツプした『激闘篇』。ゲッコー兄弟(ジョージ・クルー二一&クェンテイン・タランティーノ)が“ティティ・ツイスター”で体験したあの惨劇が忘れ去られた頃、強盗稼業から足を洗ったバック(ロバート・パトリック)は、ローソン保安冒(ボー・ホプキンス)から脱走した強盗犯ルーサー(デュエイン・ウイテカー)に銀行襲華の話を持ちかけられる。しかし、ルーサーは立ち寄った酒場“ティティ・ツイスター”でヴァンパイアの餌食となり、バツクの仲間も巻き込んで史上最悪のヴァンパイア強盗軍団を結成した。バックとローソン保安官は、生き残りを賭けて急遽手を組むことに。皆既日食の暗闇の中でウァンパイア軍団との最終決戦が今、幕を開けた…!!!!!

ストーリー


武装強盗犯ルーサー(デュエイン・ウイテカー)は、州立刑務所に投獄される途中、トイレに行くフリをしてそのスキに逃亡した。オーティス・ローソン保安官(ポー・ホプキンス)は、すかさず強盗仲間であったバック(ロバート・パトリック)の部屋を強行捜索した。ローソンに捕まって以来、現役引退しているバックではあったが、ルーサーは必ず旧友であるバックに助けを求めると思っていたからだ。しかし何もをつかめずに帰るローソン。だが、その直後にルーサーから電話がかかってきた。しかも新たな強盗の仕事をもちかけて…。獲物はメキシコ国境にあるブラボスという町に佇むブラポー銀行。ルーサーと再び大きなヤマが張れることを喜んだバックは、金庫破りの名人CW(ミューズ・ワトソン)、武闘派のヘイスース(レイモンド・クルツ)、シャバに出てからはすっかりアルマという女房の尻に敷かれているレイ・ボブ(ブレット・ハレルソン)の仲間を呼び戻し、モーテル“エル・コヨーテ”でルーサーと合流することにした。

一方ルーサーは道中、巨大なコウモリに車を壊され、腹いせに銃で撃ち殺すが、やむなく近くの酒場“ティティ・ツイスター”に辿り着く。そこにはレザー・チャーリー亡き後、容姿がそっくりなレザー・エディ”(ダニー・トレホ)が酒場を仕切っていた。事情を聞いたレザー・エデイはルーサーを事故現場まで連れて行くが、そこにあるはずの巨大コウモリの死骸は見あたらず、血塗れの黒人ビクター(ジョー・ヴィルージ)を背負った鬼気迫る顔のエディが、ルーサーに襲いかかってきた。すかさずエディを撃ち殺すルーサーであったが、巨大コウモリと化したヴァンパイア(吸血鬼)エディに歯が立たず、餌食となってしまう。

ルーサーを待つバックたち。ケーブル・テレビで暇をつぷしている。「カルロスの妹の話を知っているか?カルロスって奴がいた。妹がポルノに出ているのを知り、2本目の撮影まで待ってショットガンを手に現場へ乗り込んだ。奴は完全にキレていた。まず監督を撃ち殺し、カメラマンも、ファツクしてた野郎も、それからドーナツを配達してきた男も皆殺しにしやがった…。」そう言ってヘイスースはモーテルの売春婦ループ(マリア・チェカ)の部屋へ向かってしまった。ヘイスースとの情事が済み、ループが先にシャワーを浴びていると、ヴァンパイア化したルーサーが浴室に忍び込んでループを襲い始めた!血塗れとなってバスタブに沈むループ。驚いたヘイスースにルーサーが襲いかかる。戦闘マシーンのヘイスースでさえヴァンパイア化したルーサーの怪力には歯が立たない。かろうじてモーテルに常備してある聖書でルーサーを遮り、バスルームに逃げ込むが、そこにはヴァンパイア化したループが…!!

何も知らないバックの部屋にルーサーとヘイスースが現れた。慎重かつ綿密な計画を期待していたバックの予想に反し、ルーサーは銀行襲撃を今夜決行すると言いだした。その異様な雰囲気に誰も反論せずに目的地に向かうバック達。
遅れてモーテルに到着したローソン保安冒と助手のマッグロー助手(ジェームス・パーク)。ループの惨殺死体を見て気分を害すマッグロー。合流したビリー・レイ・バーンウェル保安官(ミューズ・ワトソン2役)はローソンからマッグローの父親(マイケル・パークス)が以前ゲッコー兄弟に頭を撃たれて殺された話を聞く。

目的地のブラボー銀行に到着したバック達。しかしルーサーは何も準備もなく銀行潜入に成功した。コウモリ化したルーサーが、空気孔から入り込み、中のルーベン警備員をいともあっさりと殺してしまったのだ。バック、レイ、ヘイスースを見張りに待たせ、ルーサーはCWと金庫へ向かった。金庫の十字バルブを見て、一瞬怯むルーサーであったが、布をかぷせ、CWに金庫を破らせる。
あまりにも無謀なルーサーのやり方に不満と疑間を覚えるバック。当然の事ながら、警備装置が働き、あっという間に警察に包囲されてしまう。様子のおかしいヘイスースを反射したガラス越しに見るバック。何とヘイスースがガラスに写っていないのだ!!事態の恐ろしさに気づいたバックは、レイを呼び戻してルーサー達から逃げようとするが、すでにレイもルーサーの毒牙にかかっていた!!

簡易十字架で銀行を抜け出すバツクに警官隊が一斉に囲んできた。「お前達が天使に見えるぜ!」そして日光が射し込みはじめ、日光を恐れて暗闇に逃げ込むルーサー達。完全武装のSWAT隊も突入し、全てが好転するかのように思えたが、悲劇はここから始まった!地方では35年ぷりの皆既日食が始まったのだ!!再び街は暗闇に包まれた。SWAT隊は待ちかまえていたルーサーに皆殺しにされ、断末魔が銀行から鳴り響いた。そしてSWAT隊から強奪した武器を手に最凶・最悪、不死身のヴァンパイア強盗軍団が現れたのだ!SWAT隊の一斉攻撃もびくともせず、機関銃とロケット弾で次々と始末していくルーサー達、バックは必死に逃げようとするが、ローソン保安官に手錠をはめられ、パトカーに閉じこめられてなす術もない。バックとローソン、そしてマッグローの3人以外全て皆殺しにされた。バックとローソンは急遼、手を組むことに。残された3人とヴァンパイア軍団との最終決戦が今、幕を開けた…!!!!!

スタッフ

監督:スコット・スピーゲル『死霊のはらわた2』(脚本)
脚本:スコット・スピーゲル、デュエイン・ウイテカー
ストーリー:スコット・スピーゲル、ボアズ・イエーキン、クエンティン・タランティーノ
製作:マイケル・S・マーフィー、ジャンニ・ナヌリ『セブン』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
   メア・テバー『ギルバート・グレイプ』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
エグゼクティブ・プロデューサー:ローレンス・ベンダー『フォー・ルームス』
                ロバート・ロドリゲス『デスペラード』
                クエンティン・タランティーノ『パルプ・フィクション』
撮影監督:フィリップ・リー
音楽:スティーブ・ポルカロ、ジョセフ・スタンリー・ウィリアムス『アステロイド2』
スペシャルメイクアップ・エフェクツ:KNB・EFX・グループ
                  ロバート・カーツマン『スパイダーズ』
                  ハワード・バーガー『TATARI』
                  グレゴリー・ニコテロ『スクリーム』

キャスト

ロバート・パトリック『ターミネーター2』『X−ファイル』
ボー・ホプキンス『ゲッタウェイ』
デュエイン・ウイテカー『アーマゲドン』
ミューズ・ワトソン『ラストサマー』シリーズ
レイモンド・クルツ『エイリアン4』
ティファニ=アンバー・ティーセン『ビバリーヒルズ青春白書』
ダニー・トレホ『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
ブルース・キャンベル『死霊のはらわた』

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