原題:LIMOSINE DRIVE

ノッてく?

2000年/日本/93分/ビスタサイズ/ 提供:ヒステリックグラマー/サンセントシネマワークス/リトルモア/トランスフォーマー/レイライン 配給:レイライン

2001年5月26日よりシネセゾン渋谷、テアトル池袋2館同時レイトロードショー 2001年6月9日(予定)より横浜西口名画座にてロードショー 2001年6月30日より名古屋シネマスコーレにてロードショー 2001年7月14日より大阪シネリーブル梅田にてロードショー 2001年8月1日より松本中劇シネサロンにてロードショー 2001年8月4日より博多シネリーブル博多駅前にてロードショー

完成披露試写会での舞台挨拶::http://cinema.fan.to/topics/topics.php?number=95&tosi=2001&tuki=03

公開初日 2001/05/26

公開終了日 2001/06/22

配給会社名 0135

公開日メモ 様々な物議を醸しだした、前作『JUNK FOOO』から3年。現在、日本インディーズ映画界で最も強烈な異彩を放つ、山本政志監督最新作『リムジンドライブ』が遂に日本上陸!

解説


《合作映画を凌ぐボーダーレス映画への挑戦》
様々な物議を醸しだした、前作『JUNK FOOO』から3年。現在、日本インディーズ映画界で最も強烈な異彩を放つ、山本政志監督最新作『リムジンドライブ』が遂に日本上陸!え?邦画じゃないの?と思いの方!そうなんです!本作は全編オール・ニューヨーク・ロケ!まさにメイドイン・アメリカ!今回、山本監督が挑んだのは洋画、邦画という枠をブチ壊し、国境という壁を破り、誰もが成し得なかった単なる合作映画を凌ぐボーダーレス映画への挑戦である。

《異色キャストがNV上陸》
出演の『JUNK FOOD』『ポルノスター』であまりにも衝撃的な怪演で話題を振りまいた元チーマーの大ボスであり、NYギャングに憧れるナオを演じた鬼丸、本作でスクリーンデビューとなり、NYで高級リムジンを貸し切る渋谷系ギャルを演じたのは、都内で数百人のギャルオーディションで見事、今回主演女優の役を勝ち取った現役渋谷系シンデレラ・ギャル仲祐賀子は日本からの参加ではあるが、その他のキャスト、スタッフはすべてアメリカ人なのである。

《”キング・オブ・ファンク”T.M.スティーブンス》
そのアメリカ人側からの主演男優の元ファンク・ペーシストで黒人リムジン・ドライバー・マリーク役には当初、”ファンク・マスター”ブーツィ・コリンズを予定していたガ、スケジュールの都合で断念。急遽、世界的ペーシストであり、新世記の”キング・オブ・ファンク”T.M.スティーブンスに出演を依頼し、奇跡的にも彼のスクリーンデビューが決定。そして山本監督の映像世界に引き込まれたスティーブンスは進行中であった自分の新作アルバムのレコーディングを中断し、木作のサウンド・トラック全曲をプロデュース。彼の緊迫感溢れる強烈なファンク・ビートが本作にスリリングな緊張感とピースフルなグルーブが加わった。

《すべての映画的常識を遥かに越えた『リムジンドライブ』》
さらに山本監督と10年来の友人でもあり、ジム・ジャームッシュ監督作品やスパイク・リー監督作品をメインに俳優として出演し、スパイク・リーの実弟でもありMTVの映像作家サンキ・リーもギャングの窃盗団の一人として出演している。驚くことにこれらすべてのスタッフ、キャストを含めた本作の制作チームをコーディネイトしたのは監督である山本政志自身なのである。彼は1年間の渡米生活で得た特殊ネットワークをフルに活用、単身NYに上陸し、無謀にも現地スタッフを使わずに直接交渉という暴挙にでるがどれもがスムーズに進行したという。すべての映画的常識を遥かに越えた今回の映画製作の成功は日本映画界のみならず、世界の映画界に多大な影響を与えるのは間違いない。本作『リムジンドライブ』は映画で表現、製作できることの限界が囁かれている昨今、新世紀の日本映画界に新たなる可能性を広げる、ある意味問題作である。

ストーリー


マリークは、リムジンカーのドライバー。お呼びが掛かれば、どこにでもキャデラックでお迎えだ。ブロンクス生まれの43蔑、黒人。2年前に離婚し、サウスブロンクスに一人住まい。一人娘は、別れた妻が連れて行ってしまった。昔は、ファンクバンドでボーカルをやっていて、少しは脚光を浴びた時期もあった。しかし、それも昔の話。今では、別れた女房と娘に養育費を払うのが人生の目的なのかと思うような日々を送っている。

エリは、頭にきていた。東京からわざわざ会いにきたというのに、ヒロには女がいた。ヒロが「俺はアメリカに向いてるから」と、ニューヨークに来て、まだ2ヵ月しかたっていないというのに…。エリとヒロは、東京で3ヵ月ほど付き合ってた。エリが街でヒロをナンパしたのがきっかけだった。ヒロがニューヨークにたって、エリは「縄文石占い」を始めた。道端で拾った石で、テキトーにでたらめを並べてやるインチキ占いだ。ところが、これが当たった。金がたまった。で、ニューヨークに来た。
マリークとエリは、リムジンの運転手と客という立場で出会った。「ピザのおいしい店」「フリーマーケット」「中古CDの店」・・・。エリは、思いつきで次々とマリークにへたな英語で行き先を告げる。ついてない日だ、マリークは思った。エリは、車内で日本人向けスーパーで買い込んだ食料の包装を解き、ポリ袋にぶち込みカクテルを作り始めた。納豆・豆腐・白滝・べったら潰・刺身・なめこ・塩から。車内に悪臭が立ちこめる。マリークは運転しながら窓を開けて思った。「おまえは、俺の車に乗った最後の日本人客だ」。

車から降りたエリは、一直線で日本人バーに向かって歩いて行った。外に出されたテーブルで飲んでいたヒロの前で立ち止まったエリは、ポリ袋のカクテルをぶちまけた。ヒロやヒロの彼女や周りの客の顔に、納豆や塩からがへばりつき、パニック状態になった。エリは、客に抑えつけられる。運転席で騒ぎを見ていたマリークは、仕方なく店に向かう。あれでも客である事は間違いない。

わめくエリを怒りの収まらない客から、なんとか引き離し車に戻ると3人の男女が車の中から出てきて走り去る。マリーク、条件反射で3人を追い掛け、その内の一人ジェイを捕まえる。車に戻ると、マリークの売り上げは消えていた。マリークは、ジェイを追求し金を取り戻す事にした。エリは、マリークが拒んでるのにもかかわらず、金捜しを手伝うと言い張り、二人は言い争う。マリークとエリは、ジェイを連れ、罵しり合いながらニューヨークをリムジンで駆け巡る。二人十ジェイのリムジンドライブが始まった。

スタッフ

制作・脚本・監督:山本政志
ラインプロデューサー:サラ・ギレンスティアナ
撮影:マイケル・パールマン
音楽:T.M.スティーブンス
衣装提供:ヒステリックグラマー
オリジナルサウンドトラックCD:ビクターエンターテインメント

キャスト

マリーク:T.M.スティーブンス
エリ:仲祐賀子
ナオ:鬼丸
ジェイ:サンキ・リー
アクラム:チョードリー・イクラム
ツイ・イー:ドン・トラン
服部:津田寛治
サラ:クリスティン・マクドナルド

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