原題:Phantom Thread

2017年/アメリカ/130分/カラー/ビスタ ユニバーサル作品 配給:ビターズ・エンド/パルコ

2018年5/26(土)より、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!

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解説

『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ映画 「Phantom Thread」の邦題が『ファントム・スレッド』に決定し、5月シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開されることとなりました

舞台は 1950年代のロンドン。英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びる、オートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコック。ある日、レイノルズは若きウェイトレス アルマと出会う。互いに惹かれ合い、レイノルズはアルマをミューズとして迎え入れ、魅惑的な美の世界に誘い込む。しかしアルマの出現により、完璧で規律的だったレイノルズの日常に変化が訪れ…。やがてふたりがたどり着く、究極の愛のかたちとは―。

息を呑むほど美しいエレガントなファッション、こだわり抜かれた映像美、そして静かな狂気を秘めた愛の駆け引き。

「今年最高の1本!」(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)、「あまりの美しさに酔いしれる!」(ニューヨークタイムズ紙)、「純粋で美味なる喜びに溢れた傑作!」(ガーディアン紙)と各メディアも大絶賛。賞レースではすでに 20 以上の賞を獲得して高い評価を得ている。

主演のレイノルズ・ウッドコックを演じるのは、『マイ・レフトフット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『リンカーン』で史上最多となるアカデミー賞®主演男優賞を 3 度受賞し、本作で俳優業の引退を表明しているダニエル・デイ=ルイス。

撮影前に約 1 年間ニューヨークの裁縫師のもとで衣装作りを学び挑んだ演技は、繊細かつエキセントリックで、思わずため息の出る佇まい。第 75 回ゴールデングローブ賞 主演男優賞にノミネートされており、トロント映画批評家協会賞、シアトル映画批評家協会賞などで主演男優賞に輝くなど快進撃が続き、4 度目のオスカー受賞の期待も高まっている。

監督・脚本は、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でダニエル・デイ=ルイスをアカデミー賞®主演男優賞に輝かせた、名匠ポール・トーマス・アンダーソン。天才俳優との二度目のタッグで抜群の安定感を持ちつつ、これまで描いてこなかった「ファッション業界」を舞台に男女の愛の軌跡を綴り、まさに監督の新境地ともいえる世界を見せつけた。
さらに、第 75 回ゴールデングローブ賞 作曲賞にノミネートされた美しい旋律は、ポール・トーマス・アンダーソン作品をいくつも手掛ける、レディオヘッドのメンバー ジョニー・グリーンウッドが担当している。

ストーリー

1950年代ロンドン。英国ファッションの中心に君臨し、社交界から脚光を浴びる天才的な仕立て屋のレイノルズ。ある日、レイノルズはウェイトレスのアルマと出会い、

彼女を新たなミューズに迎え入れる。彼はアルマの“完璧な身体”を愛し、彼女をモデルに昼夜問わず取り憑かれたようにドレスを作り続けた。

しかし、アルマの気持ちを無視して無神経な態度を繰り返すレイノルズに不満を募らせたアルマは、ある日朝食に微量の毒を混ぜ込む…。

やがてふたりは後戻りできない禁断の愛の扉を開き、誰もが想像し得ない境地へと向かう。

スタッフ

監督ポール・トーマス・アンダーソン
製作ジョアン・セラー
ポール・トーマス・アンダーソン
ミーガン・エリソン
ダニエル・ルピ

キャスト

ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル

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