ブルー・バタフライ
『健さん』でモントリオール映画祭最優秀賞受賞した 気鋭の日比遊一監督による初フィクション、待望の日本公開!
2014年/日本・アメリカ/89分/配給:オンリー・ハーツ
2017年12月2日(土) K’s cinemaほか全国順次公開
(C) ZZYZX STUDIO
解説
この映画には、次の作品を観たいと思わせる何かがある - 樹木希林
義父から性的暴行を受けて育ったヤズは、本来の柔和な性格が一変し、心やさしい義兄のマニーを利用しながら酒やドラッグに身を任せる荒んだ生活を送っていた。マニーはヤズを守るために犯した罪で仮釈放の身だが、ヤズへの “特別な想い” を隠しながら、困ったときに頼ってくる義妹をなんとか支えようとする。
一方、マニーの保護観察官ブレナーは、自分のせいで死んだ実の息子にマニーを重ね、マニーからヤズをひき離すことで彼を立ち直らせようとする。しかしヤズの荒れ狂った行動はさらにエスカレートしていく…。
社会の底辺で苦しみ、もがきながら、ささやかな幸福の想い出と未来を「青い蝶」に託して生きるメキシコ系の女。それは俳優になる夢だけを携えてアメリカに渡った日比遊一監督が過ごした青春であり、だれにも頼れず貫くような孤独の中で生きる苦悩の記憶でもある。
そんな主人公ヤズを演じたのは、Huluの人気シリーズ「East Los High」出演で知られ、自らもニューヨークで生まれ育ったトレイシー・ペレス。
また本作の撮影を担当したのは、デビット・フィンチャーやジョン・ボーケンキャンプなど、多くの監督から信頼を寄せられ、現在アメリカでもっとも活躍する撮影監督の一人である谷田ヤス。音楽を「COMBOPIANO」や「sighboat」として活動するかたわら、映画『美しい星』(吉田大八監督)の映画音楽ほか様々な分野で活躍する渡辺琢磨が手掛けるなど気鋭のクリエーターが集結した。
ストーリー
スタッフ
監督:日比遊一
キャスト
トレイシー・ペレス イヴァン・カミロ ジョン・ジューバック
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