殺人者の記憶法

◆本作は韓国のベストセラー作家キム・ヨンハの同名小説「殺人者の記憶法」の映画化作品。アルツハイマーになった元連続殺人犯が新しい殺人犯の登場によって、忘れていた過去の殺人の習慣が蘇って繰り広げられるクライム・アクションである。
この度、1月27日（土）より『殺人者の記憶法』という邦題での日本公開が決定した。アルツハイマーになった元連続殺人犯の男ビョンス。接触事故で偶然出会った男テジュから異様な雰囲気を感じたビョンスは、彼も殺人犯であることを直感する。警察にそれを告げるが、実はテジュこそが警察の人間であり、誰もビョンスの話を信じない。ビョンスは自らテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーによる記憶の喪失とも彼自身闘わなければならなかった。そうしてまた始まった連続殺人事件･･･これはやつの仕業なのか？ 2人が対峙し死闘を繰り広げる、強烈なアクションシーンは必見。

◆主演は『監視者たち』『ソウォン/願い』『力道山』『シルミド』等の幅広い作品に出演し、青龍映画賞、大鐘賞など数々の映画賞を獲得してきた名優ソル・ギョング。カメレオン俳優でも知られるソル・ギョングは、本作では大幅な減量に挑戦し、アルツハイマーにかかった元連続殺人犯を演じている。共演は『無頼漢 渇いた罪』でカンヌ国際映画祭に初参加し、今年はイ・ユンギ監督作『ワン・デイ　悲しみが消えるまで』に出演したキム・ナムギル。本作では、ソル・ギョング演じる主人公のかつての殺人の記憶を呼び起こす謎の男を演じる。他にも人気ガールズグループＡＯＡのメンバーで『江南ブルース』等にも出演し、女優としても注目が集まるソリョンが主人公の愛娘役を演じ、『暗殺』『ベテラン』『国際市場で逢いましょう』等数々の大ヒット作品に出演してきたベテラン俳優オ・ダルスが派出所の所長役を演じる。監督は『サスペクト 哀しき容疑者』『セブンデイズ』の迫力のあるアクションシーンやスタイリッシュな映像で注目されるウォン・シニョン。