海を駆ける
2018年/日本/配給:東京テアトル
2018年 5月 全国ロードショー
(C)2018「海を駆ける」製作委員会
解説
この度、ディーン・フジオカを主演に迎え、彼の第二の故郷であるインドネシアを舞台に、カンヌが見出した若き才能、深田晃司監督がタッグを組み、完全オリジナル脚本でファンタジー作品を描きます。深田監督が挑む本作には、海外からの期待が高く、日本、フランス、インドネシアなどの共同製作により、今月8月5日にクランクイン。約1ケ月、インドネシア、スマトラ島のバンダ・アチェでオールロケーション撮影を敢行。製作・配給側は海外の映画祭や劇場公開も視野に入れつつ、日本では2018年5月に全国ロードショーが決定し、その後インドネシアでも公開が決定しています。
ディーン・フジオカは、ラウと名付けられ、奇跡を起こす正体不明の男を演じます。NHK連続テレビ小説「あさが来た」、映画『結婚』で俳優の顔を持つ一方、ミュージシャン、報道番組のインフルエンサーなど幅広く活躍。日本とは違うロケーションの中、彼がどんな奇跡を見せてくれるのか、ぜひご期待ください。そして、成り行きでラウと一緒に暮らすことになる日本人の貴子役には、多くの映画やドラマ、CMなど幅広く活躍し、『ほとりの朔子』に続き深田組は2度目参加となる鶴田真由。その貴子の息子・タカシ役には、『ほとりの朔子』(14年)で鶴田と共演し、『淵に立つ』で第38回ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞受賞している太賀が挑みます。そして、タカシの従妹を『二つ目の窓』で主演を好演し新人賞や主演女優賞歴のある若手実力派女優阿部純子が務めます。
人の生き方を、鋭く深く見つめてきた深田監督が描き出す、広く澄み渡る海と、戦争と津波の記憶の残る町を背景に、集い息づく人々に起こるファンタジー。 国を超え、海を越え、多くの人の心に大きく静かに響く本作に、ぜひご注目ください。
ストーリー
インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが正体は不明。その謎の男にラウ=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていくーー 果たしてラウは何者なのか…
スタッフ
脚本・監督:深田晃司
企画・制作:日活
配給:東京テアトル
キャスト
ディーン・フジオカ、太賀、阿部純子、アディパティ・ドルケン、セカール・サリ、鶴田真由
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