2016/カナダ・アイルランド/英語/カラー/5.1ch/スコープ/89分/G/字幕翻訳:松浦美奈 配給:KADOKAWA

2017年12/16(土)より角川シネマ有楽町他全国公開

(C)2016 ON FIRE PRODUCTIONS INC.

解説

彼女の命は、絶対にあきらめないー
原因不明の病と闘った一人の女性と生きる希望をつないだ家族の絆を描く、感動の実話。

ニューヨーク・ポスト紙で働く、若手記者スザンナ・キャハラン。仕事にプライベートに、最高に充実した人生を送っていた彼女に突然悪夢のような悲劇が降りかかる。発病から回復までの壮絶な日々を、患者本人がジャーナリストの手腕で手記を発表、2009年にニューヨーク・タイムズのベストセラー・ノンフィクション第1位に輝いた。
知られざる病の存在を世間に知らしめ、現代の医療システムの落とし穴を暴き、全米に衝撃を与えた闘病記「脳に棲む魔物」(KADOKAWA刊)が映画化。よくある体調不良が突然、正気と狂気の境界線をさまよう原因不明の病になったなら――。

2007年に「抗NMDA受容体脳炎」と特定されたこの病は、映画『エクソシスト』のモデルになった実在の少年の臨床像そのものと指摘されている。世界で217人目の患者となったスザンナ・キャハランの7ヵ月に渡る闘病生活と、彼女を支え最後まで生きる望みをあきらめなかった家族の勇気を描く感動の実話。

本作は、ハリウッドのスター女優シャーリーズ・セロンがプロデュースに乗り出し映画化が実現、主演は『キックアス』ヒットガールで一躍ブレイク、女優としてのキャリアを着実に積み、美しく成長したクロエ・グレース・モレッツが、今までに見たことのない迫真の演技を見せる。「キングコング:髑髏島の巨神」のトーマス・マン、「マトリックス」のキャリー=アン・モス、「ホビット」のリチャード・アーミテイジ、「ゴーン・ガール」のタイラー・ペリー等豪華俳優陣が脇を支える他、実在の主人公スザンナ・キャハランが共同プロデューサーとして全面協力した。

ストーリー

憧れのニューヨーク・ポスト紙で働く21歳のスザンナ・キャハランは、1面を飾る記者になる夢へと突き進んでいた。付き合い始めたばかりのミュージシャンの恋人スティーヴンを両親に紹介し、仕事も恋も順調だ。ところが、“それ”は突然やって来た。物忘れがひどくなり、トップ記事になるはずの大切な取材で、大失態を犯してしまう。幻覚や幻聴に悩まされて眠れず、遂には全身が痙攣する激しい発作を起こして入院するが、検査結果は「異状なし」。日に日に混乱し、会話も出来なくなったスザンナを見て、精神科への転院をすすめる医師たち。だが、両親とスティーヴンは、スザンナの瞳の奥の叫びを感じていた――

スタッフ

原作:「脳に棲む魔物」スザンナ・キャハラン著・澁谷正子訳(KADOKAWA刊)
監督・脚本:ジェラルド・バレット
製作:AJ・ディクス、ベス・コノ、シャーリーズ・セロン、リンゼイ・マカダム、ロブ・メリリーズ

キャスト

クロエ・グレース・モレッツ、トーマス・マン、キャリー=アン・モス、リチャード・アーミテイジ、タイラー・ペリー、ジェニー・スレイト

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