鉱 ARAGANE
2015年/ボスニア・ヘルツェゴビナ 日本/DCP/68分/配給・宣伝:スリーピン
2017年10月下旬〜新宿K’s cinemaにてロードショー
(C)film.factory/FieldRAIN
解説
伝説の映画作家 タル・ベーラ(『ニーチェの馬』)の荒ぶる遺伝子がここに、開花する
ボスニアの炭鉱、地下300メートルの異空間
暗闇に−—−蠢く人々。反射する光。響く轟音。誰も知らなかった地下世界に驚愕する
『ニーチェの馬』を最後に引退した伝説の映画作家タル・ベーラ。彼が後進の育成のために設立した映画学校「film.factory」で3年間師事した小田香、その透徹したカメラと、炭鉱内に爆音で鳴り響くノイズに世界が驚愕した渾身の一作です。
ストーリー
ボスニア・ヘルツェゴビナ、首都サラエボ近郊、100年の歴史あるブレザ炭鉱。この知られざる地下世界をひとりの日本人が単身、カメラを持ち生々しく捉えた。
一筋のヘッドランプの光だけが映しだす、闇に蠢く男たち。爆音で鳴り続ける採掘重機と歯車、そしてツルハシの響き。死と隣り合わせのこの場所で、人は何を想い、肉体を酷使するのか。
スタッフ
監督・撮影・編集:小田香 監修:タル・ベーラ
キャスト
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