検察側の罪人
2018年/日本/配給:東宝
2018年
解説
東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり二人の検事が対立する。エリート検事・最上が執念で一人の男を追い詰める。彼を師と仰ぐ駆け出しの若き検事・沖野。沖野は最上の捜査に次第に疑問を持ち始め、ついには互いの正義を賭した戦いへと発展していく。果たして二人の行き着く先は――。二人の静かなる熱き対決を緊張感たっぷりに魅せるサスペンスエンターテイメント「検察側の罪人」の映画化が決定!原作は「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」の雫井脩介による、2013年の小説で雫井ミステリーの最高傑作と評判の作品。二人が担当することになったある殺人事件で、かつて最上にとって大事な人の命を奪い、時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者が再浮上。その男を執拗に有罪に仕立てようとする最上と、それに疑問を覚えた沖野の間に徐々に亀裂が走り始め、やがてそれぞれの「正義」のもとに決裂した二人が、敵同士となって対峙していくという物語です。“時効”、“冤罪”そして“法律”というキーワードを軸に、「“正義”とは何か?」を問いかける深いテーマ性も携えています。
そして、そのエリート検事である最上を日本のトップ俳優・木村拓哉、若き検事・沖野には二宮和也が演じるという、日本の2大トップスターが初共演することが5月に解禁され早くも話題沸騰中の本作。さらにこの度、本作に重厚感をもたらす超豪華キャスト陣の出演が決定しました!
木村、二宮の「正義」を巡る闘いの行方を左右する重要なヒロインである、検察事務官・橘沙穂を演じるのは、テレビ・映画など数々の話題作に出演している実力派女優・吉高由里子。正義とは対極を成す社会の必要悪である闇社会のブローカー・諏訪部役には松重豊。最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役には平岳大。沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役に、八嶋智人。凶悪な殺人事件の容疑者の一人である弓岡役に、大倉孝二。その他にも、矢島健一、音尾琢真(TEAM NACS)、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜という人気・実力を兼ね備えた俳優たちが集結致しました! さらに人権派大物弁護士・白川雄馬役には原田組常連、日本トップクラスの演技派俳優・山﨑努が出演!
まさに日本を代表する超豪華俳優陣が、『検察側の罪人』のために集結し、重厚な人間ドラマを創り出します。
来年夏、一番の話題作であり問題作となるであろう本作、是非ご注目ください!
ストーリー
若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)は東京地検刑事部に配属された。東京地検刑事部は百人近い検事が所属する 大組織で、捜査本部が立つような凶悪事件を担当する本部係には沖野が憧れる検事・最上毅(木村拓哉)がいた。管理職への昇進を間近にした最上は、有能で人望も厚いエリート検事。最上と同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励む沖野だったが、ある日、金貸しの老人が刺殺される事件が発生。被害者は、複数の知人に金を貸し付けており、金庫に残された借用書リストには、ある男の名前があった。
その男、松倉重生は、すでに時効が成立した女子中学生殺害事件において重要参考人と目された人物だった。 その女性の生前を知っており、遺族の無念を我がことのように引きずっていた最上は、今回の殺人事件の被疑者となった松倉重生に今度こそ法の裁きを受けさせようと捜査に尽力するが…
一つの殺人事件を前に、すれ違っていく二人それぞれの「正義」。敵同士となり、対峙することになった二人の正義が行きついた先とはいかに―――。
スタッフ
監督・脚本:原田眞人
原作:「検察側の罪人」雫井脩介(文春文庫刊)
キャスト
木村拓哉 二宮和也
吉高由里子 平岳大 八嶋智人 大倉孝二 矢島健一 音尾琢真
キムラ緑子 芦名星 山崎紘菜 ・ 松重豊 / 山﨑努
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