パトリオット・ウォー ~ナチス戦車部隊に挑んだ28人~
原題:PANFILOV'S TWENTY EIGHT
2016年ロシア映画/ロシア語/112分/シネスコ/配給:「パトリオット・ウォー ~ナチス戦車部隊に挑んだ28人~」上映委員会
2017年7月15日
Ⓒ 2016 Studio "28 Panfilovcev" LLC, Gaijin Entertainment LLC All Rights Reserved
解説
敵は最強ナチス戦車部隊 味方はたったの28人
それでも男たちは 戦うことを止めなかった
1941年ナチスドイツがロシアに侵攻 モスクワ攻防の激戦が開始された
敵戦車部隊の猛攻の前に全滅の危機を迎えた 前線を護るロシア軍第4中隊
そして生き残った僅か28人の兵士たちの 祖国の運命を賭けた死闘がはじまる
本国ロシアで記録的な大ヒット!!モスクワ攻防戦の真実を
ソ連軍の視点からリアルに描く実話戦争アクション巨編!!
「ロシア国民で知らない者はいない」というほど有名な、第2次大戦における実話「パンフィロフの28人」。本作は、このロシア版「二百三高地」とも謂うべき国民的なエピソードを、ロシア文化省後援、さらに映画化を熱望する多くの人々のクラウドファウンディングによる支援を受けて完成された戦争大作である。ナチスドイツの戦車部隊に徒手空拳で立ち向かう兵士たちの壮絶な死闘が、圧倒的なスケール感と、徹底したリアリズムで描かれている。ブラッド・ピット主演のハリウッド大作「フューリー」に勝るとも劣らない、単なる英雄物語ではない、戦場における冷徹な現実が、ここにはあるのだ。本作は2016年11月、ロシアで1000スクリーン以上の規模で拡大公開され、「ファンタスティック・ビースト」に次ぐ興行成績第2位という大ヒットを記録した。
★「パンフィロフの28人」とは?
モスクワ防衛戦で壮絶な戦いを繰り広げた、カザフスタン出身の28人の兵士たちの活躍は、赤軍の新聞に掲載されたことで、“大祖国戦争=第2次大戦の対独戦を指すロシア側の呼称”における、最も有名なエピソードとなった。戦場跡や故郷のカザフスタンには、祖国防衛の英雄を記念するモニュメントも建てられている。また近年、この美談は赤軍によるねつ造との説も浮上し、話題となった。
ストーリー
1941年、“バルバロッサ作戦”が開始されナチスドイツがロシアに侵攻。11月には、モスクワは大軍に包囲されようとしていた。首都郊外のヴォロコラムスクを守備していたパンフィロフ将軍指揮下の第4中隊は、ドイツ軍装甲師団による猛攻撃に直面する。圧倒的な敵の攻勢の前に、部隊は瞬く間に壊滅状態に。だが、「後退する場所はどこにもない。俺たちがモスクワを守る最後の砦だ」という指揮官の言葉に奮起し、生き残ったわずか28名の兵士たちは、降伏ではなく徹底抗戦を決意する。敵は54台のⅣ号戦車部隊。味方の装備は対戦車ライフルと爆薬だけ。それでも男たちは、絶対不利な戦いに挑んでゆくが……。
スタッフ
監督:キム・ドラジニン/アンドレイ・シャロパ/製作:アンドレイ・シャロパ/アントン・ユディントセフ/脚本:アンドレイ・シャロパ/撮影:ニキータ・ロズデストベンスキー/音楽:ミクヘイル・コスティレフ
キャスト
アレクサンダー・ウスチュゴフ/ヤコブ・クシャビスキー/アザマト・ニグマノフ/オレグ・フョドロフ/アレクセイ・モロゾフ/アントン・クズネトソフ/アレクセイ・ロンギン/マキシム・ベルボロドフ/ディミトリー・ムラシェフ/ヴィタリー・コバレンコ
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