原題:The Giant

難病を患いながら母を想い、未来を夢見た。 北欧から届いた、最も純粋な愛の物語。

2016年/スウェーデン・デンマーク/スウェーデン語/ビスタサイズ/90分/字幕翻訳:中沢志乃 配給:ブロードメディア・スタジオ 後援:スウェーデン大使館 

2017年8月19日(土)新宿シネマカリテ他全国順次公開

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解説

世界の映画祭で賞賛を浴び、スウェーデン([ゴールデン)・(・)アカデミー(ビートル)賞(賞])<作品賞>含む3部門受賞。
純粋な「生きる」勇気に心揺さぶられる感動作。

2016年スウェーデンでもっとも感動を呼んだ話題作が遂に日本公開。本作は、難病を患いながら懸命に生きる青年リカルドの姿を、リアリティ溢れるドキュメンタリー・タッチで捉えつつ、障害のため話すことが困難な彼の心象風景を、巨人と美しいスウェーデンの風景を交えた独特な映像美で描く、珠玉の人間ドラマ。そのラストは、余韻と共に胸へと刻まれ、リカルドの純粋な想いは、生きているということの美しさと逞しさを教えてくれる。監督は、本作が長編デビューとなるヨハネス・ニホーム。自身の経験を基に難しい題材に挑み、世界で絶賛される感動作を生み出した。

巨人(ジャイアント)のように強くなりたい。巨人(ジャイアント)のように大きくなりたい。
難病を抱えながらも懸命に生きるリカルドに差した、希望の光とは―。

リカルドは頭骨が変形する難病を患い、施設で暮している。父はなく、母親も精神を病み、別の施設で過ごしている。母に会うことも出来ず、特異な見た目から差別の目に晒されてきたリカルドは、辛い日々のなか、自らを巨人化した不思議な世界を空想するようになっていた。
そんなリカルドの人生は、ペタンクという球技に出会い一変する。練習を通じて、親友のローランドやたくさんの仲間を得た彼は、ペタンクの北欧選手権に出場することを決意する。大会で優勝することが出来れば、きっと母親に元気を与え、いつか一緒に暮らす事が出来ると信じて―。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:ヨハネス・ニホルム
編集:マーテン・ホイビア/ヨハネス・ニホルム
撮影:ヨハン・ルンドボルグ
衣装&メイク:ピア・アレボルグ
特殊メイク:ラヴ・ラーソン/エヴァ・フォン・バール
製作:マリア・ダリーン/モーテン・キムス・ヒッテン・ジュール
共同制作:レベッカ・ラフレンツ/ミミ・スポン/ペーター・ヒルダール

キャスト

クリスティアン・アンドレン(リカルド)
ヨハン・シレーン(ロランド)
アンナ・ビエルケルード(エリザベス)
リンダ・フェイス(リナ)

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