2017年/日本/88分/配給:BS-TBS

2017年3月11日

(C)2017『コスメティックウォーズ』製作委員会

解説

「化粧品」、それは女性にとって美を輝かせる大事なアイテム。本作品は、そんな化粧品を生み出す老舗企業が舞台。そこへ産業スパイとして潜入するヒロインの葛藤を描いたヒューマンビューティ映画である。華やかに見えて実は泥臭い…それはまるでメイクの裏に潜む女性のスッピンのような化粧品業界。そこでヒロインが努力を積み重ねて身も心も美しくなっていく成長過程を感動的に描いている。実際に化粧品会社アルビオンに全面協力を得て、業界の裏側をリアルに表現している。主演は、「セブンティーン」「non-no」そして現在「BAILA」と人気ファッション誌はもちろん、数多くのテレビドラマ、『劇場版 仮面ティーチャー』『PとJK』等の映画作品でも活躍している女優でモデルの大政絢。共演は、奥菜恵、渡部豪太、井上正大ほか、大政とぶつかり合う重要な役柄を高岡早紀が演じ、出演者はほぼスッピンでの体当たり演技で挑んでいる。

脚本は朝ドラ「あぐり」や「3年B組金八先生」シリーズを代表作に持つ清水有生。プロデュースに「ケータイ刑事」シリーズ、映画『さよならみどりちゃん』の丹羽多聞アンドリウ。監督は『怪談新耳袋 劇場版』や「空飛ぶタイヤ」「銭の戦争」等、映画・テレビで活躍する鈴木浩介がメガホンを取った。

ストーリー

一人前の経営コンサルタントを目指し産業スパイとなった三沢茜(大政絢)は、上司であり恋人の坂本剛(渡部豪太)の指示で、老舗化粧品会社の新入社員となって潜入する。

美容部員として評価を受けた茜は、人事部の峰岸百合恵(奥菜恵)の推薦もあり、本社商品開発部へ異動となった。

そんなある日、坂本から指令が下る。それはモデルチェンジするロングセラー商品の機密情報を盗むことだった。

茜は、山崎課長のパソコンに情報があることを確認して盗もうとするが、そこに現れたのが峰岸だった。

ファイルに罠が仕掛けてあることを茜に話す峰岸も坂本の部下で、茜が商品開発部に異動できたのも彼女のおかげだった。

茜は、目当ての商品担当を命じられ研究所に出向く。担当の研究員・中野渡千香(高岡早紀)は、茜を冷たくあしらうが、それにもめげずに彼女から情報を得ようとする。白神の研究所に行くことになった中野渡について行った茜は、山の中で遭難してしまう。見つかった茜を中野渡はビンタしつつも強く抱きしめる。

初めて感情を見せた中野渡に茜はひどく動揺した。化粧品を作る社員たちの熱い想いにも触れていく中で、茜は徐々に今自分がやっていることに悩み始める。そして中野渡の背負った悲しい過去を知り、茜の人生が変わり出す・・・。

スタッフ

プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ
監督:鈴木浩介
脚本:清水有生
音楽:遠藤浩二
製作・配給:BS-TBS
配給協力:トリプルアップ

キャスト

大政絢 
奥菜恵 
渡部豪太 
井上正大 
柊子 
松本若菜 
尚玄 
森岡豊
高岡早紀

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
https://www.youtube.com/watch?v=PpXmKZCSjF0
ご覧になるには Media Player が必要となります