打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
2017年/日本/配給:東宝
2017年8月18日(金)
©2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
解説
空前の大ヒットを記録した『君の名は。』をはじめ、多彩な作品と才能の登場によって、まさに新時代を迎えているアニメーション界。日本が世界に誇るエンターテイメントの一つとして国内外でさらなる注目が集まるなか、2017年夏、日本映画界が誇る豪華スタッフ・キャストの夢のコラボレーションが実現。劇場アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が登場します。
原作は『Love Letter』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二。脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。刺激的な作品の数々で観客を魅了し続ける二人が綴るのは、“繰り返される夏の一日”の、恋の奇跡を描く感動のラブストーリー。岩井俊二による伝説的な傑作テレビドラマを、大根仁が、現代的な要素を加え長編ならではの壮大な物語として新たに脚本化。総監督を務めるのは、興行収入20億円を超える異例の大ヒットにより社会現象化した「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之。‘新房マジック’と称される独創性溢れる演出と映像表現でアニメーション界に多大な影響を与える奇才が、熱狂的ブームを巻き起こした「<物語>シリーズ」「まどか☆マギカ」を生み出したアニメーションスタジオ「シャフト」と再び最強タッグを組み、過去最大級のスケールでイマジネーション豊かな世界を紡ぎだします。
物語の舞台は、夏休みのある一日。花火大会をまえに「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」の答えを求め、町の灯台から花火を見ようと計画する少年達。一方、クラスのアイドル的存在・なずなに想い寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験のなかで、なずなから「かけおち」に誘われることに…。何度も繰り返す一日のなか、なずなと典道を待ち受ける運命は?そして、果たして花火は下から見ても、横から見ても丸いのか?
声の出演は、なずな役に、話題作への出演が相次ぐ広瀬すず。典道役に、声優初挑戦となる菅田将暉。同世代のなかでも圧倒的な人気・実力を誇る二人が、瑞々しい少年少女の恋と冒険を彩ります。さらに、典道の恋敵となるクラスメイト・祐介役を、声優界のトップランナー宮野真守が務めます。
「もしも、あのとき…」「もう一度、時間を戻せたら…」
2017年夏、最高峰のスタッフ・キャストが贈る、未体験の恋の奇跡に、是非ご期待ください。
ストーリー
夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、ざわつく中学校の登校日。
典道と祐介は校内のプールで、2人が密かに想いを寄せるクラスのアイドル的存在・なずなに遭遇する。なずなの前で、50メートルの競泳対決をすることになる2人。典道は水中ターンに失敗し祐介に敗れるが、泳いでいる最中に水中で不思議な玉を拾う。一方、先にゴールした祐介はなずなから花火大会に誘われる。
放課後、クラスメイトが「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるなか、典道はなずなから「プールで勝ったほうを花火大会に誘うつもりだった」ことを知らされる。
だが、なずなの本当の目的は、再婚する母親から逃れるために「かけおち」して家出をすることだった。典道の目の前で、抵抗しながらも母親に連れ戻されそうになるなずな。
そして、それを見ているだけで助けられない典道。
「もしも、あのとき俺がプールで勝ってたら・・・」
もどかしさから、プールで拾った玉を典道が投げると・・・
気が付くと、典道は祐介と共にプールで再び水泳対決の真っ最中だった。
何度も繰り返されるおなじ一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?
そして、打ち上げ花火は、果たして横から見たら、丸いのか、平べったいのか?
花火があがるとき、恋の奇跡が起きる―。
スタッフ
原作:岩井俊二 脚本:大根仁
総監督:新房昭之 監督:武内宣之 音楽:神前暁
アニメーション制作:シャフト
キャスト
声の出演:広瀬すず 菅田将暉 宮野真守
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