原題: Reparer les vivants

2016年/フランス・ベルギー合作/104分/配給:リアリーライクフィルムズ、コピアポア・フィルム

2017年9月16日

(C)Les Films Pelleas, Les Films du Belier, Films Distribution / ReallyLikeFilm

解説


前二作がカンヌ国際映画祭に正式出品されたフランス映画界の期待の新鋭カテル・キレヴェレの最新作は、2003年に出版されフランス国内で数々の文学賞に輝いたメイリス・ド・ケランガルのベストセラー小説の映画化作品。監督にとって日本初の劇場公開となる本作は、心臓移植という現実に直面した家族、恋人たち、医者たちの心の揺れや葛藤を、たった1日の物語として、女性らしい繊細さで描いたヒューマンドラマ。情感豊かで叙情性あふれる幻想的な映像と最先端医療のリアルな描写を通して、喪失と再生の物語が描かれる。
出演は、タハール・ラヒム(ダゲレオタイプの女)、エマニュエル・セニエ(毛皮のヴィーナス)、アンヌ・ドルヴァル(Mommy/マミー)らヨーロッパを代表する実力派キャストたち。彼らのアンサンブル演技が、生と死の境界線上に佇む人々の孤独な肖像をスクリーンに映し出す。愛する人への想いが静かに沸騰する奇跡のクライマックスにご期待下さい。

ストーリー

夜明け前、彼女がまだまどろみの中にいるベッドをそっと抜け出し、友人たちとサーフィンに出かけたシモン。しかし彼が再び彼女の元に戻ることはなかった。帰路、彼は交通事故に巻きこまれ、脳死と判定される。報せを受けた彼の両親は、その現実を受け止められないでいた。医師はシモンが蘇生する可能性は低く、両親に移植を待つ患者のために臓器の提供を求めるのだが。その時間の猶予は限られている‥。

スタッフ

監督:カテル・キレベレ
製作:ダビド・ティオン
ジュスタン・トーラン
フィリップ・マルタン
原作:メイリス・ド・ケランガル
脚本:カテル・キレベレ
ジル・トーラン
撮影:トム・アラリ
編集:トマ・マルシャン
音楽:アレクサンドル・デプラ
挿入歌:デビッド・ボウイ
ケン・ブース

キャスト

タハール・ラヒム
エマニュエル・セニエ
アンヌ・ドルバル
ドミニク・ブラン
ギャバン・バルデ

LINK

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https://youtu.be/vhhWILiH8-s
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