原題:The Edge of Seventeen

2016年/アメリカ/104分/配給:カルチャヴィル

2017年4月22日

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解説


歌手としても女優としても実力派の若手女優、ヘイリー・スタインフェルドが、Fワード全開のマシンガントークで自己中心的でありながらどこか憎めない、等身大の愛すべき17歳像を演じ、第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた、「あの頃のリアルなイタさ」を描いた青春映画『スウィート17モンスター』(読み:スウィート・セブンティーン・モンスター/4月22日公開)の日本版予告編とポスターが完成いたしました! 

また、イタい青春をおくるブサカワなヒロイン・ネイディーンを演じたヘイリー・スタインフェルドのくるくる変わる表情を収めたスチールに加え、「glee/グリー」シリーズで人気のブレイク・ジェナー、本作での親友役でM・ナイト・シャマラン監督の新作『スプリット』にも出演しているヘイリー・ルー・リチャードソン、ネイディーンの愚痴を冷静に聞くはめになる、どこか冷めた教師を演じたウディ・ハレルソン、暴走が止まらない思春期の娘に手を焼くどこか頼りない母親を演じたキーラ・セジウィックなど、キャストが映った場面写真も追加でアップいたしました。

美人じゃない、秀才じゃない、特技もないし夢中になれるものもない、ハッキリ言ってイケてない青春を送る主人公ネイディーン、17歳。そんなとき、唯一の理解者である親友クリスタが、ネイディーンの超イケてる兄と付き合い始めた! 人気者の兄の華やかな交友関係になじみ、社交的で綺麗になっていくクリスタ。取り残され、心の拠り所を失った気がしたネイディーンにとって、それは世界の終わりが来たような衝撃。自分だけが不幸だと思い込み、惚れっぽく寂しがりやの母親や、生徒に関心のない教師を巻き込みとんでもない行動に出る… という、自己中心的な考えで行動する手のつけられない思春期モンスターのネイディーンと、彼女をとりまく人々の温かい物語がこちらの予告に込められています。予告で使われているのは、Howie Dayの歌うビートルズの名曲「Help!」。まるで彼女の不安定な気持ちを癒すように、せつなくやさしく響きます。

本作品は全米映画批評No.1サイトROTTEN TOMATOESにて95%フレッシュという高数値を叩き出した良作。ウェス・アンダーソンやキャメロン・クロウという比類なき才能を見出してきた名プロデューサー、ジェームズ・L・ブルックスが新たに発掘した恐るべき才能、ケリー・フレモン・クレイグが監督をつとめ、初監督・脚本にもかかわらず、ゴールデングローブ賞やDGA賞のみならずニューヨーク映画批評家協会賞第一回作品賞受賞ほか4受賞、18ノミネートの快挙に!

このイタさ、愛おしさを描いた本作は『ゴーストワールド』よりリアルに、『JUNO/ジュノ』より身に迫り、家族や友達の愛で『リトル・ミス・サンシャイン』より感動してしまうこと間違いなし。

誰もが「自意識カジョーで自己チューなあの頃」を思い出して悶絶する、共感率100%の愛すべき作品です。

ストーリー

まだ恋より友情が⼤切な 17 歳。キスも未経験、妄想だけが空まわり。 ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は 17 歳の⾼校⽣。キスさえ未経験の、イケてない毎⽇。恋に恋する妄想 だけがいつも空まわりして、教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)や情緒不安定な⺟親(キーラ・セジウィック) を困らせてばかり。たった⼀⼈の親友クリスタ(ヘイリー・ル・リチャードソン)だけが⾃分のすべてだと思っていた のに、何をしてもかなわないとコンプレックスを抱いていた⼈気者の兄ダリアン(ブレイク・ジェンナー)とクリスタ が恋に落ちてしまう。疎外感から世界にたった⼀⼈取り残されたような気持ちになったネイディーンは、とんでもない ⾏動に出るのだが…。

スタッフ

監督:ケリー・フレモン・クレイグ

キャスト

ヘイリー・スタインフェルド
ウッディ・ハレルソン
キーラ・セジウィック
ブレイク・ジェナー
ヘイリー・ルー・リチャードソン

LINK

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