2018年/日本/配給:東京テアトル

2018年春 テアトル新宿ほか全国公開決定!!

©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会

解説

―芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった―

幼少期に「実母が隣家の息子とダイナマイト心中」という驚愕の体験をした少年「末井 昭」。高校を卒業と同時に工場に就職したあと、上京してグラフィックデザイナー目指す。ひょんなことからエロ雑誌業界の世界に入り込んでしまい、やがて写真家・荒木経惟とのコンビで80年代を席巻した伝説のエロ雑誌「ウィークエンド・スーパー」「写真時代」などの名編集長となってゆく、そして――。
 末井 昭氏が、自身の半生を書き1982年に刊行され、その後2度に渡り文庫化され永らく愛されてきた名エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」が、ついに映画化、2018年春に公開が決定した。
 本作の監督と脚本を務めるのは、冨永昌敬 監督(41)。長らく映画化を熱望していた表題作「素敵なダイナマイトスキャンダル」に加え、末井氏の関連著作や談話をもとに稿を重ね、「昭和のエロ&サブカルチャーのカリスマ」の青春をダイナミックなドラマに落とし込んだ。
 そして、「末井 昭」を演じるのは、昨年、映画・テレビで顕著な活躍をした俳優を選出する「2016年エランドール賞」を授賞し、現在大ヒット公開中の『追憶』(降旗康男監督)、9月には百鬼オペラ「羅生門」が控えるなど、映画、舞台と幅広く活躍する俳優・柄本 佑(30)。
 さらに本作の音楽には近年「機動戦士ガンダム サンダーボルト」のサントラなども手掛け、映画批評も多数手掛けるジャズ界のカリスマ菊地成孔が担当する。
  撮影は3~4月都内近郊にて行われ、すでにクランクアップ。現在編集中で完成は7月を予定している。
 また映画化決定にあたって、1982年に刊行された原作の4度目の復刊が5/26(金)に決定し、末井の最新刊「ダイナマイト人生相談」(亜紀書房)、「結婚」(平凡社)も同時発売される。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:冨永昌敬  
原作:末井 昭(「素敵なダイナマイトスキャンダル」ちくま文庫刊)   
音楽:菊地成孔
 

キャスト

柄本 佑          

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す