2017年/日本/カラー/??分/配給:キノフィルムズ

2017年6月3日、全国ロードショー!

©「武曲 MUKOKU」製作委員会

公開初日 2017/12/予定

配給会社名 1093

解説

2014年、アカデミー賞®外国語映画賞⽇本出品作品に選ばれた『そこのみにて光輝く』に主演した綾野剛。
同作で第69回毎⽇映画コンクール、第88回キネマ旬報ベスト・テンなど、その年の主演男優賞を多数受賞し、名実ともに⽇本映画界を代表する役者となった後もその活躍はとどまるところを知らず、2016年にはニューヨーク・アジア映画祭でライジングスター賞を受賞。そんな綾野が、新作で挑むのは“決闘”。

監督は『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞を受賞し、国内外で⾼い評価を受ける⻤才・熊切和嘉。
2013年の『夏の終り』で出会った⼆⼈が、古都・鎌倉を舞台に、“師匠と弟⼦”“⽗と⼦”の物語をスクリーンに焼き付ける。

脚本は、『そこのみにて光輝く』で第88回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞を受賞した⾼⽥亮。撮影は熊切作品を多数⼿がけ、『海炭市叙景』で第65回毎⽇映画コンクール撮影賞を受賞した近藤⿓⼈。⼈気・実⼒を兼ね備えた⽇本を代表するキャスト・スタッフで、これまでにない斬新な“決闘映画”で映画史に新たな歴史を刻む。原作は芥川賞作家・藤沢周の「武曲」(⽂藝春秋刊)。

綾野剛が演じるのは、主⼈公・⽮⽥部研吾(やたべ・けんご)。剣道五段の腕前を持ちながら、ある出来事がきっかけでアルコール漬けの⾃堕落な⽣活を送っている。そんな彼の前に現れ、やがて研吾と宿命の対決をするラップ好きの⾼校⽣・⽻⽥融(はだ・とおる)を、新鋭・村上虹郎が演じる。
本作に賭ける綾野の意気込みは、⼆か⽉かけて鍛えあげた綾野の⾝体美からもひしひしと伝わってくる。⾁体改造に加え、⽇々剣道の稽古に取り組み、その佇まいはまさに“現代の侍”で、⽬が離せない。

ストーリー

剣道五段、矢田部研吾はアルコール漬けで自堕落な日々を送り、駅ビルの警備員をしながら細々と生きている。母は既に亡く、かつて「殺人剣の使い手」と言われた父・将造は病院で植物人間状態だ。そんな彼の前に、天衣無縫の高校生・羽田融が現れる。ラップの作詞に夢中なこの高校生に、研吾は父と同じ「天性の剣士」を見た。剣道八段の僧侶、光邑師範の教えにより、人間として、剣士としての精進を積んでいく二人は対決する運命に・・・

スタッフ

原作:藤沢周「武曲」(文藝春秋刊)
監督:熊切和嘉
脚本:高田亮

キャスト

綾野剛
村上虹郎
ほか

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https://www.youtube.com/watch?v=KGevjyC99Qc
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