2017年/日本・キューバ合作/カラー/配給:キノフィルムズ

2017年10月6日より、全国ロードショー

(C)2017 "ERNESTO" FILM PARTNERS

公開初日 2017/10/予定

配給会社名 1093

解説

(C)2017 “ERNESTO” FILM PARTNERS
50年前、チェ・ゲバラに“エルネスト”と名付けられ、行動をともにした、ひとりの日系人がいた―。
キューバ革命の英雄、エルネスト・チェ・ゲバラ。自らの信念を突き通した生き方、その比類なきカリスマ性によって、今なお世界の人々を魅了し続けているこの男-は、1967年、ボリビア戦線で命を落とした。同じ頃、ボリビアでゲバラと共に行動し、ゲバラからファーストネームである<エルネスト>を戦士名として授けられた日系人がいた。その名は、フレディ前村。日系二世として生まれたフレディは、医者を志し、キューバの国立ハバナ大学へと留学する。そしてキューバ危機のさなかにチェ・ゲバラと出会い、その深い魅力に心酔し、ゲバラの部隊に参加。やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。

チェ・ゲバラ没後50年となる2017年、二人の“エルネスト”が甦る―!
50年の時を越え、“理想”を追い求めた男たちの物語を現代に甦らせるのは、『人類資金』や『北のカナリアたち』など骨太な人間ドラマを描き、メッセージ性と芸術性に優れた作品の数々が各界から高い評価を受ける阪本順治監督。実在する人物を題材にするのは初めてとなる。そして医学生でありながらもチェ・ゲバラに共感し、信念の為に戦いに身を投じる日系ボリビア人<フレディ前村>を、阪本監督とは3度目のコンビとなるオダギリジョーが演じる。彼は、2003年の「第56回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『アカルイミライ』で映画初主演を果たし、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(07)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。その他にも『マイウェイ12,000キロの真実』(12)や『FOUJITA』(15)など国際派の演技を披露し、海外でも高い評価を得る。

ストーリー

1941年10月に日系ボリビア人として生まれたフレディ・前村・ウルタード。貧富の差が激しい街で、裕福な家に生まれるも貧しい友達を気遣う少年時代を送るフレディ。人々のために医者になると決めて、キューバの医学校に留学。そこでは、異国の親友たちや 思いを寄せる女性と出会う学生生活を送っていた。 しかし、その学校でフレディの人生を変える人物、偉大なる革命家チェ・ゲバラと出会い、彼の人生が少しずつ変わっていく。 そんな矢先に、母国ボリビアの軍事クーデターを聞き、チェ・ゲバラの革命軍に<エルネスト・メディコ>として参加し、国民のために命を捧げる決意をするのだった…。

スタッフ

監督:阪本順治

キャスト

オダギリジョー
ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ
永山絢斗
アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス

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