STOP

原発事故以来、福島から東京に引っ越した夫婦がいた。妻が妊娠をしましょう、しかし、夫は子供を産むことを望まず、妻は妊娠中絶を主張した。今、放射能から安全になったという証拠を見つけるために、夫は近所を探して、そこから衝撃的な場面を目撃することとなる。

キム・ギドク監督が２年以上にアイディアを映像化、脚本・プロデューサーとして「メイド・イン・チャイナ」（邦題「鰻の男」）は中国産食品への危機感を描き、「レッド・ファミリー」、「プンサンケ」では南北問題を描いた。

原発推進国である韓国では、ダブーとされているテーマ。アジアの近隣国でも今なお建造されている原発。その危機を忘れないために、描く衝撃の作品。