母の残像
原題:Louder Than Bombs
第68回カンヌ国際映画際コンペティション部門出品作品 第43回ノルウェー国際映画祭 ノルウェー映画批評家賞受賞 第26回ストックホルム国際映画祭 最優秀映画賞受賞 第3回Film Club's The Lost Weekend 2016 最優秀アンサンブルキャスト受賞 第12回コスモラマ・トロンハイム映画祭 カノン賞 監督賞・オリジナル脚本賞・撮影賞
2015年/ノルウェー・フランス・デンマーク合作/カラー/109分 配給:ミッドシップ
2016年11月26日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー
(C)MOTLYS - MEMENTO FILMS PRODUCTION – NIMBUS FILMS - ARTE FRANCE CINEMA 2015 All Rights Reserved
公開初日 2016/11/26
配給会社名 1143
解説
本作のヨアキム・トリアー監督は、長編デビュー作『リプライズ』(06)でノルウェーアカデミー賞にあたるアマンダ賞にて3部門受賞、続く『オスロ、8月31日』(11)はカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品されたほか、世界各国の映画祭で絶賛され「センセーショナルな才能」(NYタイムズ)と評されました。そして長編3作目にして初めての英語作品となる本作はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、2016年アマンダ賞にて監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞しました。このほか数々の映画祭での受賞(※下記受賞歴参照)を果たし、今世界中から注目される監督です。
『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサー陣が製作を務め、ジェシー・アイゼンバーグ、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール、デヴィッド・ストラザーンら国を越えた豪華なキャストが早熟な才能の元に集結。 謎の死を遂げた女性戦争写真家。彼女の死の真実に直面したその時、浮き彫りになる遺された夫、息子たちの交錯する想いが炸裂する…。瑞々しい感受性と繊細かつ豊かな映画的表現を駆使して産み出された深遠なる人間ドラマは、観る者の心に深い感動と長い余韻をもたらす。
ストーリー
著名な戦争写真家であった母イザベルの突然の死から3年後、開催されることになった回顧展の準備のため、長男のジョナが父ジーンと引きこもりがちな弟コンラッドが暮らす実家に戻ってくる。イザベルの死には事故なのか自殺なのかなど不可解な部分が多くあり、当時まだ幼かったコンラッドにはその真相は隠されていた。久しぶりに集まった彼らは、写真展の準備の過程でイザベルへのそれぞれの思いを語るなか明らかになる彼女の知られざる一面や秘密に戸惑い、悩む。しかしその結果、妻の、そして母の本当の姿が彼らの中で共有されるにつれ、その死を徐々に受け入れて、家族の絆を取り戻していくかに見えたが・・・。
スタッフ
監督:ヨアキム・トリアー
キャスト
ガブリエル・バーン
ジェシー・アイゼンバーグ
イザベル・ユペール
デビン・ドルイド
レイチェル・ブロズナハン
ルビー・ジェアリンズ
メーガン・ケッチ
デビッド・ストラザーン
エイミー・ライアン
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