原題:A bout de souffle

あなたに愛されたい でも同時に− もう愛されたくない

ベルリン国際映画祭銀熊賞 フランス映画批評家連盟作品賞 イタリア・ゴールデングローブ賞 ジャン・ヴィゴ賞

1960年3月26日日本初公開

1960年/フランス/カラー/90分 配給:オンリー・ハーツ

2016年7月23日(土)より新宿K’s cinemaにて公開

(C)StudioCanal

公開初日 2016/07/23

配給会社名 0016

解説


28 歳のゴダール、26 歳のベルモンド、20 歳のセバーグが、映画に革命を起こした!
圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェルヴァーグの金字塔が、デジタル・リマスター、寺尾次郎の新訳決定版で蘇る!

ストーリー

自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、とっさに車中にあった拳銃で警官を射殺してしまうミシェル。パリに着いた彼は、アントニオ(ユエ)から約束の金を受け取るために旅行会社を訪ねるが、渡されたのは小切手で、ベリュッティという男が現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事(ブーランジェ)の尾行が。まんまとまいたミシェルは、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2 人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。けれど、記者志望の彼女はミシェルの誘いをけり、新聞社の男に会いに行ってしまう。仕方なく彼女の部屋に無断で入り込み、一夜を明かすミシェル。翌朝、彼とたわいないひと時を過ごしたパトリシアは、有名作家パルヴュレスコ(メルヴィル)の記者会見に参加するためにオルリー空港へ。一方、新聞に「警官殺し逃走犯」として大きく顔写真が載り、パトリシアのところまで刑事が事情徴収にやって来て、次第に追い詰められていくミシェル。彼は現金が手に入るまで、パトリシアを連れて、カンパーニュ・プルミエ通りのアパルトマンに身を隠す…。

スタッフ

監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール
原案:フランソワ・トリュフォー
監修:クロード・シャブロル
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
撮影:ラウル・クタール
音楽:マルシャル・ソラル

キャスト

ミシェル・ポワカール(別名ラズロ・コヴァックス):ジャン=ポール・ベルモンド
パトリシア・フランキーニ:ジーン・セバーグ
ヴィダル刑事:ダニエル・ブーランジェ
作家パルヴュレスコ:ジャン=ピエール・メルヴィル
アントニオ・ベルッチ:アンリ=ジャック・ユエ
密告者:ジャン=リュック・ゴダール

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