原題:Capricorn One

1977年/ アメリカ・イギリス合作/カラー/129分

2016年07月13日よりDVDリリース

©Capricorn One Associates 1978

解説


300億ドル・・世界最初の有人火星宇宙船が秒読みに入ったとき、3人の宇宙飛行士が消えた!
全世界を相手に地上最大の頭脳集団“NASA”が仕組んだビッグ・トリックとは!
圧倒的面白さと史上空前のサスペンス・アクションが炸裂する人気作!

【カプリコン・1/映画の着想からNASAが映画を拒絶するまで】
新聞に掲載されることはすべて真実と刷り込まれていた当時、監督のピーター・ハイアムズはテレビ局CBSで報道系の仕事を経験したのちに、アポロ11号月面着陸の報道がたった一台のカメラによるものであることに気づき、物語もカメラの見せ方次第では真実をコントロールできてしまうのではないかと思い立ち、6年以上の歳月をかけ映画化を実現。
物語としてはNASAが悪者として描かれているにも関わらず、NASAの窓口であった職員が物語のあまりの面白さに独断で全面協力するも、撮影終盤にNASA上層部に内容が伝わってしまい、協力が一方的に打ち切られ、逆に制作中止の圧力をかけられることとなった。一部の人々の間では、アポロ月面着陸も虚構ではないかとささやかれていた当時、NASAも神経質になったといわれている。(本編では、窓口職員のお蔭もあり、NASAの道具を使用して非常にリアリティのある映像がおさめられている。)

ストーリー






ヒューストンにあるNASA(米航空宇宙局)では、人類史上初の有人火星宇宙船の打ち上げが行われようとしていた。
3人の宇宙飛行士はカプリコン・1号に乗り込み、秒読みが開始された。しかし発射5分前、3人は船内から連れ出され、砂漠の真ん中にある古い基地へ連行された。3人はそこで計画の責任者から生命維持システムの故障で有人飛行が不可能になったことを告げられ、政治的な理由から計画の中止ができないため、火星に行ったという事実の捏造を命じられる。拒否した3人だったが、家族の安全を人質にとられ、やむなく受け入れ、捏造の大芝居が始まるが・・・。

スタッフ

監督:ピーター・ハイアムズ
製作:ポール・ラザルス3世

キャスト

ジェームズ・ブローリン
ブレンダ・バッカロ
ハル・ホルブルック
テリー・サバラス
エリオット・グールド
サム・ウォーターストン
O・J・シンプソン
カレン・ブラック

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