原題:El Ultimo Elvis

2012年 アルゼンチン・アカデミー賞《主演男優賞・美術賞・メイキャップ&ヘア賞 撮影賞・オリジナル音楽賞・録音賞》6部門受賞 2012年 サンセバスチャン国際映画祭《ホライズンズ・ラティーノ部門最優秀作品賞》受賞 2012年 チューリッヒ映画祭《最優秀初監督賞》受賞 2013年 ソフィア国際映画祭《審査員特別賞》《ヤング審査員賞》2部門受賞 2013年 リェイダ・ラテンアメリカ映画祭《観客賞》受賞 2013年 アルゼンチン映画批評家協会《新人男優賞》《オリジナル脚本賞》《美術賞》 《音楽賞》4部門受賞

2012年/アルゼンチン/スペイン語・英語/カラー・シネスコ/91分 配給:パイオニア映画シネマデスク

2016年5月28日(土)より渋谷ユーロスペースほかにて全国順次公開!

提供:パイオニア映画シネマデスク

公開初日 2016/05/28

配給会社名 0147

解説


主人公カルロスを演じるのは、アルゼンチンでエルヴィスのトリビュート・アーティストとして、実際に活躍するジョン・マキナニー。
本作が映画初出演だが、吹替えなしの圧倒的なライブシーンをはじめ、体型や容姿、その歌声まで、エルヴィスにそっくりな彼にしかできない役柄を見事に演じきった。
 そんな彼から物語の着想を得て、本作を作り上げたのは、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『BIUTIFUL ビューティフル』、そして2015年アカデミー賞では
脚本賞を含む4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で共同脚本を務めたアルマンド・ボー。
類まれな純粋さをもった、しかし不器用なひとりの男の魂の彷徨を、リアリティ溢れる演出とカメラワークで描いてみせた。
監督デビュー作ながらも本作は高く評価され、国内外の映画祭で数々の賞を受賞し大きな脚光を浴びることとなった。
この映画を観終えたものは、夢を追いかけ続けることの厳しさと美しさを同時に感じずにはいられないだろう。

ストーリー






主人公のカルロスは、精密金型工場で働きながら、夜はエルヴィス・プレスリーのトリビュート・アーティストとしてステージに立っている。エルヴィスの生まれ変わりと信じる彼に、妻と娘も愛想を尽かし別居中だ。そんな中、ある予期せぬ出来事からカルロスは娘の面倒を見ることになるのだが、次第に父親としての自覚が芽生え始めていく。しかし、彼には絶対に叶えなくてはならない、あるひとつの夢があった。やがて妻と最愛の娘を残し、彼はエルヴィスに導かれるように聖地<グレイスランド>へ向かうのであった—

スタッフ

監督:アルマンド・ボー
製作:ビクトル・ボー
アルマンド・ボー
製作補:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:アルマンド・ボー
ニコラス・ヒアコボーネ
撮影:ハビエル・フリア

キャスト

ジョン・マキナニー
グリセルダ・シチリアニ
マルガリータ・ロペス

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