ぼくが命をいただいた3日間
2015年/日本/カラー/56分 配給:KATSU-do
2016年3月5日公開
(C)吉本興業
公開初日 2016/03/05
配給会社名 1631
解説
この度、日本の伝統的な食文化をテーマに、人が生きるということの本質を問う“食育エンターテインメント”
映画『ぼくが命(いのち)をいただいた3日間』(監督:工藤里紗)の劇場公開日が、2016年3月5日(土)に全国公開される運びとなりました。
この作品は、食べることのありがたさや、生きることの尊さ、そして“いただきます”という言葉の真の意味を知る日本の伝統的な食文化をテーマに捉えた“食育エンターテインメント”映画です。
主人公の悠介を演じるのは、これが映画初主演となる若山耀人(わかやまきらと)。NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(’14)で官兵衛の幼少期を演じて鮮烈な印象を残したその瑞々しい存在感は、本作でも健在です。そして、村に住む美少女・明日香役には、映画『案山子とラケット〜亜季と珠子の夏休み〜』(‘15)やドラマ『JKは雪女』(’15)で主演を務め、各界から注目を集める平祐奈(たいらゆうな)。鶏や鹿を捉えるシーンにも果敢に挑戦しており、可憐な中に芯の強さを感じさせる彼女の表情は、本作の見どころのひとつとなっています。そのフレッシュな2人の脇を固めるのは、悠介の祖母・フミを演じる名女優・松原智恵子をはじめ、父親・啓太役の高橋和也、母・里美役の伊藤裕子ら、日本映画界ではおなじみの実力派俳優たち。祖父・源蔵役のでんでんも、頑固だが情に厚い田舎暮らしの老人を好演しています。さらに注目なのが、明日香の祖父の猟師・辰雄に扮する坂田利夫。普段は愛嬌たっぷりに周りを和ませながら、銃を構えた途端に厳しい表情を見せる辰雄は、ベテラン芸人にしか体現できない役どころです。
ストーリー
都会で暮らす小学6年生の悠介(若山耀人)は、生まれて初めて父・啓太(高橋和也)の故郷である山村を訪れる。啓太の勧めで、祖父母の源蔵(でんでん)とフミ(松原智恵子)が暮らす彼の実家で冬休みを過ごすことになったのだ。青い空と山の緑に囲まれた“田舎”の風景に気圧されながら、ようやく家に着いた悠介を、源蔵とフミが出迎える。しかし、そんな悠介を待ち受けていたのは、茶色いものばかりのご飯、つらい畑仕事、近所に住む奇妙な老人・辰雄(坂田利夫)との出会い…。悠介は一刻も早く帰りたいという思いを募らせるが、唯一、辰雄の不思議な孫娘・明日香(平祐奈)との出会いが、彼を思いとどまらせていた。だがある日、源蔵が「今夜のごちそうだ」と言って持ってきたあるものをきっかけに、悠介は、都会の生活では決して体験し得ない出来事に遭遇し、ショックを受けてしまう。そんな悠介に、「いただきます」の本当の意味を教える明日香。そして彼女には、誰も知らない驚くべき過去があった…。
スタッフ
監督:工藤里紗
脚本:田中眞一
キャスト
若山耀人
平祐奈
高橋和也
伊藤裕子
松原智恵子
坂田利夫
でんでん
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