ふたりの桃源郷
2016年/日本/カラー/87分 配給:ウッキー・プロダクション
2016年10月1日(土)〜10月28日(金)連日 13:30よりポレポレ東中野にて公開 2016年5月14日公開
(C)山口放送
公開初日 2016/05/14
配給会社名 1564
解説
戦後まもなく自ら切り開いた山で暮らす夫婦とその家族の姿は、これまで、見る人自身のおかれている環境や立場・世代によって、親のこと、子のこと、そして自分自身のことについてなど、それぞれの目線で捉えられ続けてきました。めまぐるしい社会情勢の移り変わりとともに多様化する‘暮らし’や‘老いにまつわる様々な課題が浮き彫りになるなか、「幸せ」とは、「豊かさ」とは、「家族」とは何かを、改めて見つめ直す機会になればと願っています。
地方発 TV ドキュメンタリーの映画化が注目を集めるなか、本作は、長きにわたり山口県内や日本テレビ系列 NNNドキュメントで放送を続けた TV番組を再編集し、一本の映画としてまとめ公開するもので、NNN ドキュメント映画化シリーズでは 2012 年「放射線を浴びた X 年後」(+2015 年「X 年後 2」)、2014 年「夢は牛のお医者さん」に次ぐ、第三弾となります。
ストーリー
「山」で暮らす夫婦と、支える家族
“生きること、老いること”を見つめ続けた、25 年の記録
中国山地の奥深く。かつて戦災で焼け出された夫婦が「自分たちの食べるものは自分たちで作ろう」と切り開いた“電気も水道も通わない山”での暮らし。子が生まれ、高度経済成長期には子どもの将来を思い一度は山を離れた二人でしたが、還暦を過ぎ余生を送る場所として選んだのはあの思い出の山でした。誰にも訪れる“老い”。離れて暮らす家族の葛藤と模索。そして夫婦亡き後、残された家族に〈芽生えた〉ものとは?そこには、現代における“幸せの形”のヒントがありました。山口放送が 25 年にわたり地元で取材・放送を続け大反響を呼んだ人気TVドキュメンタリーシリーズ、待望の映画化。
スタッフ
監督:佐々木聰
製作指揮:岩田幸雄
企画:赤尾嘉文
プロデューサー:久保和成
キャスト
田中寅夫
田中フサコ
矢田恵子
矢田安政
西川博江
西川保彦
大田悦子
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