原題:Hin und weg

一度きりの人生。あなたにとっての、そして大切な人のグッドライフとは— 「愛する人にできること」をみつめる、いのちと向き合う5日間の旅。

2014年/ドイツ/カラー/95分 配給:ショウゲート

2016年5月21日公開

(C)2014 Majestic Filmproduktion GmbH / ZDF

公開初日 2016/05/21

配給会社名 0008

解説


年に1度、自転車で旅に出る一組の夫婦と仲間たち。ハンネスが決めた今年の行き先はベルギー。このハンネスの選択には、ある深い理由があった—。トロント、ロカルノなどヨーロッパをはじめ世界各国の国際映画祭で上映されるやいなや、尊厳死をテーマにした作品にもかかわらず、愛し合う夫婦と仲間たちの美しい旅に、あふれる涙と笑い声が響き「どのように死ぬかではなく、どう生きるかを描いた映画だ」と絶賛!本国ドイツでも数々の賞に輝いた話題作だ。不治の病を宣告されるハンネスを演じるのは、『ヴィンセントは海へ行きたい』でドイツ映画賞主演男優賞を獲得した国民的俳優、フロリアン・ダーヴィト・フィッツ。観る者全てが“もし自分なら”“自分の愛する人だったら”と問いかけずにはいられない、胸に迫るリアルな心情を見事に演じた。監督は、世界各国の映画祭で高く評価されているクリスティアン・チューベルト。
ヨーロッパの美しい風景を自転車で走り抜ける1組の夫婦と仲間たち。たとえ人生のゴールが近くても、喜びも悲しみも受けとめて愛すれば、希望の道がみえてくる— ハンネスのラストスパートを見届けた時、心の奥にやさしいメッセージを残すあたたかな物語。

ストーリー



ヨーロッパをはじめ、世界各国の映画祭でも絶賛!
人生の素晴らしさを知る感動作!!

年に1度、自転車での旅に出る6人の仲間たち。持ち回りで行き先を決めるのだが、今年はハンネス(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)とキキ(ユリア・コーシッツ)の夫婦の番だ。ベルギーと聞いた友人たちは、チョコレート以外に何があるのかとボヤく。だが、ハンネスの選択には、ある深い理由があった—。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告された彼は、尊厳死の許される国ベルギーをめざして、これを人生最期の旅にすると決めていたのだ。真実を知った仲間たちは大きなショックを受けるが、彼の願いを叶えることを決意する。いつものように、旅行中に実行しなければならないムチャな課題を出し、実行するたび笑顔で笑い合う旅は、このままずっと続くようにみえた─。

スタッフ

監督:クリスティアン・チューベルト
製作:フロリアン・ガレンベルガー
ベンジャミン・ハーマン
脚本:アリアーネ・シュレーダー
クリスティアン・チューベルト
撮影:ニョ・テ・チャウ
音楽:ジギ・ミューラー
エゴン・リーデル

キャスト

フロリアン・ダービト・フィッツ
ユリア・コーシッツ
ユルゲン・フォーゲル
ミリアム・シュタイン
フォルカー・ブルッフ
ハンネローレ・エルスナー
ビクトリア・マイヤー
ヨハネス・アルマイヤー

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