つながれ、思い——才能と激情がぶつかり合う世界で、 すべてを失った孤独な少年の≪愛・青春・家族≫を取り戻す闘いがはじまる! 感動のエンタテイメント巨編!

2017年/日本 配給:東宝、アスミック・エース

2017年【前編】 3月18日(土) 【後編】 4月22日(土) 2部作・全国ロードショー

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

公開初日 2017/04/22

配給会社名 0001/0007

解説

原作は、日本で今最も映像化が待ち望まれている漫画「3月のライオン」。多くの女性から共感と絶大な支持を得ている人気漫画家・羽海野チカにより、2007年「ヤングアニマル」(白泉社)で連載が開始した本作は、将棋を描いたマンガながら大きな注目を集め、2011年に「第4回マンガ大賞2011 」大賞と「第35回講談社漫画賞」一般部門、2014年に「第18回手塚治虫文化賞・マンガ大賞」、そして2015年に「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2015 (コミックランキング 1位)」を受賞するなど、数々の漫画賞を総なめにし、男女問わず幅広い世代から圧倒的な人気を獲得している。
多くの映画人の原作争奪戦を押し退け、この漫画の実写映画化でメガホンを取るのは、『るろうに剣心』『プラチナデータ』など骨太な人物描写やアクションで映画ファンに支持される大友啓史監督。「東京オリンピックに向けて変わりゆく東京の街並みと日本古来のマインドスポーツである将棋の世界を魅力的に描きながら、羽海野さんが慈しみ産み出したキャラクターたちが活き活きと躍動する作品に育てあげたいと思います。」とコメントを寄せ、今までにない新たな大友作品を予感させる。

そして、主人公の桐山零を演じるのは、現在人気・実力ともに若手№.1俳優との呼び声高い神木隆之介。ここ数年は『るろうに剣心』『バクマン。』など多くの大ヒット作に出演しており、卓越した表現力で高い評価を得ている。実写映画化が発表された際には、数多くの原作ファンがネット上で繰り広げたキャスティング予想で、主人公・零役に神木を熱望。映画化に関して神木自身も「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかったです。大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています。」と強い意気込みを見せている。 

そして大友監督と神木は、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、約2年ぶりのタッグ。神木は「これから始まる撮影の中で、監督が生み出す世界観の中に入っていくのが、僕自身とても楽しみです。」と大友監督に絶大な信頼を寄せ、また、大友も「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と神木との撮影に期待を寄せている。
 また、原作者の羽海野チカは大友監督と神木の主演に、「男たちが闘う世界を 吸い込まれそうになる程、濃密に映像に落とし込む事が出来る大友啓史監督に『3月のライオン』を撮っていただける事 そして、棋士である主人公の『身の内にライオンが棲む男の子』を 神木隆之介さんに演じていただける事が 本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と喜びを表し、実写化へ多大な期待を寄せている。

今後、主役を演じる神木に加え、日本を代表するキャストが総結集予定。追加キャストなどは随時発表となるが、2017年はまさに“3月のライオン現象”が日本中で巻き起こる!

ストーリー

その少年は、幼い頃にすべてを失った。家族も、居場所も、夢も——。
彼の、人生を取り戻す闘いが、いま始まる。

中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山 零(きりやま れい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく——。

スタッフ

監督:大友啓史
原作:羽海野チカ

キャスト

神木隆之介

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