2017年/日本/カラー/109分 配給:アスミック・エース

2017年1月7日(土)公開

(C)2017「僕らのごはんは明日で待ってる」製作委員会

公開初日 2017/01/07

配給会社名 0007

解説


原作は、笑って泣けるあたたかい世界観が若者に絶大な支持を受ける作家、瀬尾まいこの恋愛小説「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫、2月24日発売)。監督・脚本を務めるのは、漫才グループ「髭男爵」出身というユニークなキャリアを持ちながら、2007年『無防備』が第13回釜山国際映画祭(2008年)新人監督作品コンペティション部門最高賞(ニュー・カレンツ・アワード)受賞、59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されるなど高く評価され、近年では映画『箱入り息子の恋』(2013年)で第54回日本映画監督協会新人賞受賞、昨年はドラマW「十月十日の進化論」で第52回ギャラクシー賞奨励賞を受賞し、注目を浴びる日本映画界の新鋭・市井昌秀。『箱入り息子の恋』で星野源に日本アカデミー賞新人俳優賞ほかをもたらした市井監督が、『ピンクとグレー』で映画界でのブレイクを果たした中島裕翔を演出する。

映画「僕らのごはんは明日で待ってる」は、楽しい時もつらい時も、今日も一緒にごはんを食べることで恋を育てていく、正反対の性格のふたりが織りなすラブストーリー。体育祭の競技「米袋ジャンプ」をきっかけにつきあうことになったふたりが、ファーストフードで恋を知り、ファミレスで愛に気づき、白いごはんを食卓で一緒に囲む家族になるまでの7年を描きます。無口な草食男子・葉山亮太と、太陽のように明るくて思ったことをずけずけ言いすぎる上村小春。ちょっと難ありの性格のふたりが、明日のためにつらい時も今日も一緒にごはんを食べる——そんな当たり前のことが、とっても大切に思える、心温まる感動のラブストーリーです。

あだ名はイエス、でも本当は他人に無関心な無口な主人公:葉山亮太には、中島裕翔。初主演作『ピンクとグレー』(行定勲監督)が大ヒット公開中の中島が、ラブストーリーに初挑戦致します。太陽のように明るくて思ったことをずけずけ言う頑固なヒロイン:上村小春には、ゼクシィ8代目CMガールとして話題沸騰の新木優子。ほかキャストに、葉山に想いを寄せる鈴原えみり役に美山加恋、葉山の友人・塚原優介役に岡山天音。そして、一度離れてしまった2人を繋ぐキーパーソンとなる山崎真喜子役に『小野寺の弟・小野寺の姉』の片桐はいり、小春が絶対的に信頼する祖母・上村芽衣子役には名女優松原智恵子と名優達が脇を固めます。

ストーリー


無口な草食男子の高校生・葉山亮太(中島裕翔)は、いつも窓の外をみてたそがれているような、クラスでもちょっと浮いた存在。他人に興味がないし、頼まれたことも断らないのでクラスメイトからは心が広い「イエス」というあだ名で呼ばれていたりする。ある日同じクラスの、太陽のように明るくて思ったことをずけずけ言いすぎる上村小春(新木優子)と競技「米袋ジャンプ」で一緒に体育祭に出場することになる。正反対の性格の二人なので、練習もうまくいかないが、なぜか途中で葉山のスイッチが入り、体育祭で見事一位に輝く。葉山が喜んでいると、小春は突然、葉山に告白する。「一位になったら、告白しようって決めてたんだ。・・で、付き合ってくれるの?」まったくそんなそぶりはいままで見せなかった、たいして仲が良くもない小春に唐突にそんなことを言われ、ただただ戸惑う葉山。その後葉山は、何事にも独特の持論を展開し、クセのある小春に徐々に惹かれていき、付き合うことになる。小春は鶏肉は嫌いだがフライドチキンは大好きなので、二人はファーストフードで食事をして恋を育んでいく。二人はその後、別々の大学に進学。今日もファミレスでたわいない会話をしていたら、突然小春は葉山に別れを切り出す。葉山は状況が理解できず小春に理由を問いただすが、小春は決定事項だからと言って取り合わない。葉山は小春を失いふたたびたそがれる日々に戻るが、その後ふたりに思いがけない展開が・・・。

スタッフ

監督:市井昌秀
原作:瀬尾まいこ
脚本:市井昌秀
プロデューサー:荒木美也子、宇田川寧

キャスト

中島裕翔
新木優子
美山加恋
岡山天音
片桐はいり
松原智恵子

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す