原題:A Lullaby Under the Nuclear Sky

2014 年 釜山国際映画祭 コンペティション部門正式出品 2015 年 チェコスロバキア Ekotop Film Festival 正式出品 2015 年 イタリア Sole Luna Documentary Film Festival Parlemo 2015 正式出品 〜外国語部門 特別学⽣審査員による最優秀ドキュメンタリー受賞〜 2015 年 イタリア Sole Luna Documentary Film Festival Treviso 2015 正式出品 2015 年 台湾 CNEX Taipei Documentary Film Festival 正式出品 2015 年 韓国 Catholic Film Festival 正式出品 2015 年 トルコ Bozcaada International Festival of Ecological Documentary 正式出品

2014 年/日本/69 分/カラー/ステレオ/16︓9/ 配給:ユナイテッドピープル

2016年4月16日、大阪・第七劇場、京都シネマほか全国順次公開

(C)Horizon Features

公開初日 2016/04/16

配給会社名 1239

解説


あの日から変わってしまったこの空の下で、君を抱きしめる——。
生まれてくる命のために、私はどんな未来を描けるのだろう。
これは、わが子とその未来を守る母の、愛と絆の記録。

「あなたを全力で守るから。だからどうか、無事に生まれてきてください。」
そう言って自分のおなかを優しく抱きしめる母。
映画「抱く(HUG)」は、新しい命と、強く美しい母の愛が生まれる瞬間を捉えた、
感動のドキュメンタリーです。
監督は、これまで一貫して環境問題や逆境に生きる人々に焦点を置いた作品を発表してきた海南友子。次なる取材地に福島を選び、3.11 直後に原発4 キロ地点にまで肉薄して取材をしていた海南監督は、その矢先に妊娠していることに気づきます。
不妊治療の末、とうに諦めていた初めての妊娠でした。

命の輝き、母の愛、この世界に生きるということ。
水を飲み、大きく息を吸うたびに赤ちゃんへの影響が心配になる。福島で出会った母たちの苦しみが、そのまま自分のものとなり
ました。そして、生まれてはじめて自分にカメラを向ける決心をするのです。
40 歳での初めての出産、そして放射能の不安との闘いの日々。壮絶なつわり、緊急搬送されるまでの激痛。これは年齢のせい
なのか、それとも放射能の影響なのか。取材を続けるべき︖それとも︖ 監督は、迷い、苦しみながら自身にカメラを向け続けます。
何もかもが変わってしまったこの世界で、母となる意味を記録する為にーーーー。
ここに、ひとりの母親による心揺さぶる魂の記録が誕生しました。

ストーリー






スタッフ

監督・編集:海南友子
プロデューサー:向山正利、向井麻理
撮影 南幸男、向山正利
企画・製作:ホライズン・フィーチャーズ
配給・宣伝:ユナイテッドピープル

キャスト

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