誰のせいでもない
原題:Every Thing Will Be Fine
2015年4月8日フランス公開
2015年/フランス/カラー/118分 配給:トランスフォーマー
2016年11/12(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー!
(c) 2015 NEUE ROAD MOVIES MONTAUK PRODUCTIONS CANADA BAC FILMS PRODUCTION GÖTA FILM MER FILM ALL RIGHTS RESERVED.
公開初日 2016/11/12
配給会社名 0248
解説
一つの事故。一人の男。三人の女。
すべては雪の日に始まった。
巨匠ヴィム・ヴェンダースが描く、揺れ動く感情のランドスケープ。
物語の舞台は、真っ白な雪に包まれたカナダ、ケベック州モントリオール郊外。
誰のせいでもない一つの事故が、一人の男と三人の女の人生を変えてしまうサスペンスフルなヒューマンドラマ。出演は、ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムスら実力派キャストで、彼らが繊細に表現する感情のひだが濃密にスクリーンに現れ、観客を新しい映像体験へと誘っていく。『Pina〜』で、驚くべき3D映像を生み出したヴェンダースだが、今作の上映は2Dに加え3D上映もあり、「人物の心の深い奥こそ3Dで語るにふさわしい」とヴェンダースは発言。3Dを観る人には、3Dの新しい可能性も感じられるだろう。スタッフには、ヴェンダースが発見した若き脚本家ビョルン・オラフ・ヨハンセンと、ギャスパー・ノエ作品や『スプリング・ブレイカーズ』で知られる撮影のブノワ・デビエ、いま世界で最も人気の高い映画音楽家であるアレクサンドル・デスプラら当代一流のコラボレーションでヴェンダースの新しい世界を創造した。『Pina〜』で、驚くべき3D映像を生み出したヴェンダースは、今回もさらに新しい3Dの可能性に挑戦。
「人物の心の深い奥こそ3Dで語るにふさわしい」と言うヴェンダースがまさに3Dの新しい扉を開いた映画と言えるだろう。
ストーリー
カナダ、ケベック州モントリオール郊外。作家のトーマスは恋人サラと暮らしているが、仕事がうまくいかずその関係はぎこちない。ある大雪の日、車を走らせていたトーマスは、目の前に飛び出してきた何かに驚き急ブレーキをかける。そこには車の前で虚ろに座り込んでいる幼い少年がいた。幸い怪我もなくほっとしたトーマスが彼を家まで送ると、母ケイトは息子の姿を見て半狂乱になる……。トーマス、恋人のサラ、編集者のアン、そして少年の母ケイト。誰のせいでもない一つの事故が、一人の男と三人の女の人生を変えてしまう。
スタッフ
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ビョルン・オラフ・ヨハンセン
撮影:ブノワ・デビエ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
キャスト
ジェームズ・フランコ
シャルロット・ゲンズブール
レイチェル・マクアダムス
マリ=ジョゼ・クローズ
LINK
□IMDb□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す