疑惑のチャンピオン
原題:The Program
世界最高峰の自転車レースで7冠に輝いたランス・アームストロング 衝撃の実話が問いかける、彼は英雄か、それともただのペテン師か--?
2015年/イギリス・フランス合作/カラー/103分 配給:ロングライド
2016年7月2日公開
PHOTO BY LARRY HORRICKS (C)2015 STUDIOCANAL S.A. ALL RIGHTS RESERVED.
公開初日 2016/07/02
配給会社名 0389
解説
伝説のロードレーサー、ランス・アームストロングの全てを描く
問題作本作は、社会問題にまで発展した自転車ロードレース選手ランス・アームストロングのドーピング・スキャンダルを扱い、スポーツ界を震撼させた疑惑の真相を浮き彫りにした問題作。選手として最盛期の20代にガンを発症し、脳までも冒されながら見事に復活、世界最大の自転車レース<ツール・ド・フランス>で7度の栄冠に輝いたアームストロングは、競技の外ではガン患者に献身的なサポートを惜しまないチャンピオンだった。しかし、その裏ではスピードのために手段を選ばない、常人には計り知れない勝利への執着があった…。
サンデー・タイムズ紙記者であり「スポーツライター・オブ・ザ・イヤー」4度受賞を誇る、デイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションを基に“疑惑のチャンピオン”の栄光と転落の軌跡を描く。スポーツ界の闇を暴くにとどまらず、勝利に執着するあまり、倫理を踏み外していった男の実像を多面的に描き、観る者の胸にずしりと響く作品が誕生した。
監督は、アカデミー監督賞に「クィーン」でノミネートされたスティーヴン・フリアーズ。スポーツ業界におけるドーピング問題が頻繁に起きている昨今だが、実際にツール・ド・フランスを観戦した監督は「私はサイクリストの背後にある
あくなき勝利への執念を見た。彼らの後ろにいるのは全員、ツールの組織の人間だ。全体が巨大な“サーカス”であることを理解したよ。」と語っている。主演を務めたのは、「アームストロングの適役をキャスティング出来なければ、映画を作る意味がない」とまで語っていたフリアーズ監督に「彼こそ適役だ。」と言わしめたベン・フォスター。肉体改造のため厳しい自転車トレーニングを行い、ランス・アームストロングを見事に演じきった。
ストーリー
サイクルロードレースの世界最高峰<ツール・ド・フランス>で7連覇を達成。25歳で発症したガンを克服して1999年〜2005年にその偉業を成し遂げたランス・アームストロングは、ガン患者を支援する慈善活動にも尽力し、まさに世界中の熱狂と尊敬を集めるスーパーヒーローだった。しかしひとりのジャーナリストが、この絶対的王者につきまとう薬物使用疑惑を執拗に追及する。やがてスポーツ界を震撼させる衝撃の真実が次々と明るみになり……。
スタッフ
監督:スティーブン・フリアーズ
キャスト
ベン・フォスター
クリス・オダウド
ギョーム・カネ
ジェシー・プレモンス
リー・ペイス
ドゥニ・メノーシェ
ダスティン・ホフマン
エレイン・キャシディ
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