原題:LOVE

映画史上最もセンチメンタルな【愛】のエモーション!

第68回カンヌ国際映画祭正式出品作品

2015年/フランス・ベルギー合作/カラー/135分/ 配給:コムストック・グループ

2016年4月1日(金)新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

© 2015 LES CINEMAS DE LA ZONE . RECTANGLE PRODUCTIONS . WILD BUNCH . RT FEATURES .  SCOPE PICTURES .

公開初日 2016/04/01

配給会社名 0708

解説


彼女は愛のすべてを僕に与え、消えない傷を残した—
一月一日早朝、電話が鳴る。マーフィーは目覚め、傍には若い妻と二歳の子供。彼は留守番電話を聞く。エレクトラの母だ。心労で声がやつれ、娘から連絡はなかったか知りたがっている。エレクトラはずっと行方不明なのだ。母は、娘に何かあったのではないかと心配している。いつまでも雨のやまない一日、マーフィーはアパートにいて、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの二年間を。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、時に行き過ぎた、過ちだらけの、焼けつくような情熱の日々を…。

“家族“と幸せを噛みしめる【LOVE】
ひたすらに“快楽”に興じる【LOVE】 ⇒ どう愛すればよかったのか…?
“本当に好きな人”と遂げる【LOVE】

本作は、青年マーフィーがかつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を振り返るスタイルを取りながら、愛しあう若いカップルの情熱を、肉体的に精神的に完全に再現する映画であり、愛と性を分けて考えるのではなく、すべてを包容する【LOVE】を3Dで描いた究極の物語。2015年のカンヌ映画祭で上映された際には、ミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到した話題作。大胆な性描写とともに、愛の悦び、切なさ、残酷さの全てを描ききる。

私のこれまでの映画とは違う。この映画は感情の激しい力、愛のエクスタシー以外の何物でもない。
監督のギャスパー・ノエは「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と、今までの自身のフィルモグラフィーにおいても異色作であることを語っている。2010年『エンター・ザ・ボイド』公開前のインタビューで、次回作の構想に「3Dポルノをやるかも」と答えていたが、3Dを使ったことで、登場人物と観客の距離はより縮まり、スクリーンで展開される彼らのエモーションがよりリアルに迫ってくる。そして、映画史上、予想もしなかったものが飛び出してくる———。

この冒険的な試みに挑んだ俳優たちが、カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンという新星たち。アメリカ人のカールは、人生の大失恋をいやすため訪れたパリでギャスパーの友人と出会い、本作の出演が決まった。エレクトラを演じたアオミは、カクテルパーティーで俳優の元恋人がギャスパーと引き合わせたが、元々女優志望ですらなかったという。本作出演を機に彼らは注目を集め、カールは多数の出演映画の待機作がある人気俳優となり、クララはサンローランの2016年クルーズコレクションのキャンペーンモデルに抜擢されている。彼らとの仕事にギャスパーは、「このような成果を得られたのは、これまでの私の作品以上に、俳優たち—アオミ、クララ、カールの勇気と信頼のおかげだ。彼らは三人の主役を演じることに喜んで同意してくれた。彼らの関与、才能、カリスマのおかげで、この映画は私が望んでいた100倍も良くなった。」と絶賛を送った。

ストーリー






彼女は愛のすべてを僕に与え、消えない傷を残した—
一月一日早朝、電話が鳴る。マーフィーは目覚め、傍には若い妻と二歳の子供。彼は留守番電話を聞く。エレクトラの母だ。心労で声がやつれ、娘から連絡はなかったか知りたがっている。エレクトラはずっと行方不明なのだ。母は、娘に何かあったのではないかと心配している。いつまでも雨のやまない一日、マーフィーはアパートにいて、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの二年間を。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、時に行き過ぎた、過ちだらけの、焼けつくような情熱の日々を…。

スタッフ

監督・脚本・編集・製作:ギャスパー・ノエ 
撮影:ブノア・デビエ 
音楽:ケン・ヤスモト 
VFX:ロドルフ・シャブリエ、マック・ガフ・リーニュ社

キャスト

カール・グラスマン
アオミ・ムヨック
クララ・クリスタン

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