コンカッション

本作は、「メン・イン・ブラック」シリーズからオスカー候補となった「アリ」まで、幅広い映画でハリウッドを代表する世界的スターウィル・スミスがナイジェリアからやってきた正義感溢れる実在の人物を迫真の演技で体現するドラマ。
製作は「オデッセイ」「グラディエーター」「ブレードランナー」「エイリアン」など歴史に残る傑作を生み続ける巨匠リドリー・スコット。この二人が強力タッグを組み製作された。「パークランド ケネディ暗殺、真実の４日間」の社会派ピーター・ランデスマン監督がメガホンを取り、アレック・ボールドウィンほかいぶし銀の名優たちが脇を固めます！

アメリカンフットボールの最高峰「NFL」で後を絶たない選手引退後の謎の死・・・ある花形選手の検死を行った一人の医師の“発見”が全米を揺るがせた衝撃の実話ドラマの映画化。

巨大組織「NFL」に突き付けた人命にかかわる“真実”。
アメリカの国民的スポーツであるアメリカンフットボール。試合中の激しいタックルによって起こるCTE（慢性外傷性脳症…脳震盪などの脳への反復する傷害が原因となり、進行性の脳変性による脳症をきたすこと）の因果関係を、一人の選手をきっかけに若きナイジェリア人の医師ベネット・オマル（ウィル・スミス）が発見するが、NFL（ナショナル・フットボール・リーグ）サイドは全面的に否定し圧力をかける。NFL」は巨大なスポーツ産業であり競技が選手の人生を破綻させることを認めたくなかったのだ。オマルは「NFL」だけでなくアメフトを楽しむ全米中のファンをも敵に回してしまう。ナイジェリアからの移民であるオマル医師が人種差別や偏見と闘いながら、“真実”のために巨大組織NFLに立ち向かう。アメフトの危険性が立証されたことで明らかになるアメリカ全体の病理を的確に描いた作品です。