森山中教習所
野村周平×賀来賢人 W 主演&初共演! ちょっと〝アブナイ″友情がひと夏で生まれる⁉
2016年/日本/カラー/103分 配給:ファントム・フィルム
2016年7月9日公開公開
(C)2016 真造圭吾・小学館/「森山中教習所」製作委員会
公開初日 2016/07/09
配給会社名 0442
解説
野村周平・賀来賢人!今最も輝く若手俳優2人の競演
松本大洋の再来!新進気鋭の作家・真造圭伍の才能
若さはじけるコラボレーションが、化学反応を起こす!!
どこかユルめなテンションの登場人物たち。読んでいくうちに気づけば不思議な教習所で繰り広げられる、変でシュールでおかしみ溢れる日常から別れたくない気もちになっていく。思いもよらない物語展開、ところどころに挟まれるさりげなくリリカルなコマの威力、そしてクライマックスを迎えた後には、さわやかで切ない読後感が激賞されている本作「森山中教習所」が、今最も輝く若手俳優、野村周平と賀来賢人出演により映画化される。
監督は、『ソフトボーイ』『花宵道中』『海のふた』などで多彩な才能を見せる豊島圭介。
2 人の俳優の起用理由について、プロデューサーは、「野村周平さん演じる清高というキャラクターは、マイペースで天然!?と見せつつ、実は色々と感じて考えている、という塩梅の難しい役柄だが、野村さんの持つ、感度の高さや物怖じしない勢いという要素が化学変化を産みだしてくれると確信できた」。さらに、初ヤクザ役という賀来賢人は、「『ソフトボーイ』(2010)という映画で演じてもらった役柄が破天荒で憎めない天才キャラクターだったのですが、その際に実は垣間見えていた賀来さん特有の不器用さとか影のようなものが轟木という役柄にハマると考えたから」と語る。
夏の終わり。普通の大学生・清高と、ヤクザの組員・轟木は偶然にも同じ非公認教習所に通うこととなる。そして二人は、実は高校の同級生でもあった。教官は、バツイチ子持ち、教習生はいわくつきの人たちばかり。境遇も性格も全く違うふたりが、へんてこな教習所で一夏を過ごす。
そこに事件が起きないはずがない。
夏と車と友達と恋が、ふたりを変えるのか!?変えないのか!?
ゆるやかな教習所で始まった夏は、再会するはずのなかったふたりを引き寄せ、クライマックスへと向かう。「 一生会えないけれど 大切な友人がいたりする。そういう部分を表現したかったのかもしれないです。」と原作者が語るとおり、この教習所でのひとときは、見る者の人生もちょっとだけ変えてしまうかもしれません。
ストーリー
再会した 2 人は、甘酸っぱいひと夏を過ごす…のか!?
マイペースでテキトーで愛想はいいけど、周囲に関心がなさそうな大学生・佐藤清高(野村周平)は、同級生の松田(岸井ゆきの)をフッた夏休みのある日、免許を取ろうと思い立つ。
同じ頃、いつもポーカーフェイスでクールな轟木(賀来賢人)も中島組の組長(社長)(光石研)から免許取得を命じられる。そして 2 人はあり得ない出会いをする。
轟木が無免許運転で、清高を車でひいてしまったのだ。事件抹消のため、組長を乗せた車にそのまま引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、非公認教習所。そこで判明したのは、実は彼らは高校の同級生であったこと。妙に前向きで子供のようにフリーダムな清高と、諸事情から高校を中退しヤクザの道へ足を踏み入れた轟木。生き方も境遇も正反対の2人が、キャラ者ばかりが集まる怪しい教習所で再会し、ひと夏を過ごすことになる。木造校舎の古い廃校を自宅代わりに住んでいる上原家が経営する森山教習所。教習官はバツイチ子持ちのサキ(麻生久美子)と愛想のないばあちゃん(根岸季衣)と酔っぱらいのじいちゃん(ダンカン)、家族経営の教習所は、凄くテキトーなのに、どこか温かい。
教習の合間は昆虫採集、夜は調理室で焼き肉しながら酒をのむ。清高はサキに恋心を抱きはじめ、そのまま緩やかに、そしてちょっと甘酸っぱいひと夏が終わると思っていたが・・・!?
スタッフ
監督:豊島圭介
原作:真造圭伍
脚本:和田清人、豊島圭介
主題歌:星野源「Friend Ship」(スピードスターレコーズ)
音楽:グッドラックヘイワ
キャスト
野村周平
賀来賢人
岸井ゆきの
寺十吾
佐藤真弓
ペ・ジョンミョン
黒田大輔
音尾琢真
ダンカン
根岸季衣
麻生久美子
光石研
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