スナッチャーズ・フィーバー −喰われた町−
原題:THERE ARE MONSTERS
未体験ゾーンの映画たち2016 富川国際ファンタスティック映画祭2015
2014年/カナダ/95分 配給:ポニーキャニオン
2016年1月23日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開
(C)Copyright 2014 Northeast Films Inc.
公開初日 2016/01/23
配給会社名 0068
解説
「ゼイリブ」×「28日後…」の衝撃!映画学科の学生4人が取材に訪れた町で遭遇する、極限の恐怖。彼らは気付いてしまった…何かが確実にこの世界を乗っ取ろうとしている!
映画撮影の為にある町を訪れた4人の学生たち。しかし、彼らはやがて、人々の様子がどこかおかしいことに気づき始める— 身近な人が密かに別の“何か”にとって代わられ、気付けば世界は何者かによって支配されている…「SF/ボディスナッチャー」(78)「ゼイリブ」(88)といった侵略モノSFの歴史に新たな傑作が誕生!取材のために訪れた町で次々に現れる不可解な現象の数々。主人公の学生たちが手にしたビデオカメラを通して、観客は現在進行形の恐怖に放り込まれ、深まる謎と不安は疑心暗鬼を生み、彼らと、観客である我々までをもパニックのどん底に突き落としていきます。
昨今では1つの手法として確立されたP.O.Vのスタイルを巧みに操り、不気味かつショッキングな映像を生み出したのはカナダの新鋭、ジェイ・ダール。同タイトルのショートフィルムが評判を呼び長編として本作を製作。ノンキャスト・低予算でありながら呼吸を忘れるほどの恐怖を生み出しました。
こちらに背を向けて窓際に立つ女性。しかし、窓ガラスに映るその顔は、ヒトではない“何か”の姿をしている—という、外からは分からない不安を象徴するような衝撃的なビジュアルに加え、予告編では、どこか挙動不審な町の人々の様子、さらにその“何か”が姿を現す瞬間を捉え、パニックに揺れ動く学生のカメラの映像が盛り込まれた、緊迫感の溢れるものとなっています。
ストーリー
課題作品を制作するため車で取材旅行に向かう、映画学科の大学生4人。順調に始まった撮影だったが、道中彼らは不気味な兆候に次々と遭遇してゆく。弁当箱に詰められた不気味な物体。豚の仮面を被った子ども。奇妙なメイクをした双子。背を向けて直立する人々。救いを求める少女…。
見えない脅威と深まる謎、仲間への疑心暗鬼。一見平穏に見えたこの町で何が起きているのか?狂っているのは自分たちなのか?パニック寸前の彼らを尻目に、事態は確実に、そして急速に進行していく。
4人は果たして、この目に見えない恐怖を生き抜くことができるのか—。
スタッフ
監督・脚本:ジェイ・ダール
キャスト
クリスティン・ランジール
ガイ・ジャーメイン
マット・アムヨット
ジェイソン・デイリー
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