2016年/日本/カラー/119分 配給:ファントム・フィルム

2016年10月8日より新宿バルト9ほか全国順次ロードショー

(C)2015「お父さんと伊藤さん」製作委員会

公開初日 2016/10/08

配給会社名 0442

解説


この度、上野樹里が『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)以来2年ぶりに、映画『お父さんと伊藤さん』において主演を務めることになりました。本作で上野樹里が演じるのは、定職につかず書店でアルバイトをして、自由気ままに暮らす34歳の彩。そんな彩が付き合う男性で、給食センターでアルバイト(!)で生計をたてている20歳も年上の伊藤さん役に、役者として独自の地位を築いているリリー・フランキー。そして、2人が住むアパートに転がり込んでくる老いたお父さん役に、『龍三と七人の子分たち』(15/北野武監督)で圧倒的な存在感を見せつけた藤竜也。突如として始まった3人の共同生活の中、ユーモアあふれる会話の掛け合いが、物語全体を軽やかに彩ります。そして本作のメガホンを取ったのは、『ふがいない僕は空をみた』(12)『四十九日のレシピ』(13)『ロマンス』(15)など次々に作品を手掛け、今最も注目される女性監督のタナダユキ。原作は、石田衣良氏に「台詞の上手さは出色」、角田光代氏に「思わず家とは何かを考えさせられた」と言わしめ、第8回小説現代長編新人賞を受賞した中澤日菜子の同名小説で、著書初の映画化となります。

ストーリー


書店でアルバイトをして自由気ままに暮らす34歳の彩(上野樹里)。
付き合っている彼氏は、20歳の年の差で、給食センターでアルバイトをしているバツイチの男・伊藤さん(リリー・フランキー)。互いにいい年だが、特に将来について話し合うこともなく、流れるままに付き合うことになり、小さなボロアパートで同棲している。華やかではないが、庭で家庭菜園をしたりと、2人なりに慎ましく暮らしていた。
そんなある日、息子の家を追い出された彩のお父さん(藤竜也)が、突然転がり込んでくる。
年齢の割には頼りなさげな伊藤さんの存在を知り、驚くお父さんだったが、「この家に住む」と頑として譲らない。その日から、彩とお父さんと伊藤さんの、ぎこちない共同生活がはじまっていった。

スタッフ

監督:タナダユキ
原作:中澤日菜子
脚本:黒沢久子
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介
プロデューサー:木村俊樹
ラインプロデューサー:半田健
キャスティングディレクター:杉野剛
撮影:大塚亮
照明:宗賢次郎
録音:藤丸和徳
美術:仲前智治
装飾:須坂文昭
衣装:宮本茉莉
ヘアメイク:岩本みちる
編集:村上雅樹
助監督:松倉大夏
制作担当:伊達真人

キャスト

上野樹里
リリー・フランキー
藤竜也

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