旅芸人として生きた天才浪曲師􀀃 初の独演会で見せた奇跡の一席、記録映像で遂に公開!

2015年/日本/カラー/33分 配給:AMATO CINEMA

2015年10月24日公開

(C) MINATOYA KORYU IN TUNE. All rights reserved.

公開初日 2015/10/24

配給会社名 1699

解説


本作は2014 年5 月に浅草木馬亭で開かれた、港家小柳の独演会を、楽屋裏から舞台の熱演まで追ったドキュメンタリーです。港家小柳は旅芸人として女流団を率い、40 年もの年月を過ごしてきたため、その実力に反して音や映像の記録がほとんど残っていません。その人とは異なる苦労された経験が演技の迫力とその圧倒的な厚みのようなものに繋がっていると感じられる、とても魅力的な芸人さんです。演目は力士太刀山と芸者清香の友情物語。編集をしながら何度も監督を唸らせた、名人というものの領域、その凄まじい集中力。台本はあっても楽譜のない浪曲は、三味線を弾く曲師との30分間にも及ぶ、真剣勝負の即興芸術です。日本を代表する名人曲師沢村豊子との掛け合いは、さながら序破急のジェットコースター。大成功、大当たりの一番となりました。

ストーリー

2014 年に浅草木馬亭で撮影された、浪曲家 港家小柳(みなとや・こりゅう) の芸歴69年にして初となる独演会。演目は十八番の『 太刀山と清香の友情』。編集をしながら何度も監督を唸らせた、 名人というものの領域、その凄まじい集中力。 曲師の沢村豊子との掛け合いは、 さながら序破急のジェットコースター。大成功、大当たりの一番◎ となっている。

※追加説明:
浪曲は台本がありますが、メロディーはなく30分もの間、即興演奏が繰り広げられる舞台芸術です。浪曲師の呼吸を読みながら、三味線を担当する曲師がその場その場で旋律を繰り出し、また、浪曲師もその旋律に応えるようにして新たな旋律を生み出します。曲師は、様々な効果音を表現したり、要所で各人個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を守り立てていく、30分間の真剣勝負、密度の濃いエネルギーが交差する世界です。

スタッフ

監督・撮影:川上アチカ
撮影:清野正孝
岩澤裕基
整音:山本タカアキ
編集:川上アチカ
写真:五十嵐一晴

キャスト

港家小柳
沢村豊子

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す